K's Graffiti

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チャンミCLASSIC(202310)結果

ウマ娘の対人イベント「チャンピオンズミーティングCLASSIC」の決勝戦が本日10/18に行われた。
舞台はロンシャンレース場、そして雨の重バ場ということで凱旋門賞を模したレギュレーションとなっており、やや後方有利なことが多いものの、脚質分布と展開次第では誰でも活躍できる可能性のあるコースだった。

 

まずは画像にて、結果から。

結果

私が弱くなったのか、参加者全体のレベルが上がったのか、あるいは両方かもしれないけれど、最近のチャンミは本当に勝つのが難しくなった。
今でも育成を頑張って仕上げれば高水準の結果を安定して残せるような気はしないでもないが、あいにく私のモチベーションは下がり続ける一方で、現状維持も困難になってきている。
必須級のスキルを取得できていて距離適性がSになっていれば、そこそこの完成度でも妥協してしまうのだ。ルームマッチに潜って検証することはないし、僅かな更新を目指して時間を浪費することもない。
まだ相当な熱意のあった一年ほど前に、当時の育成環境でロンシャンを走れるとなれば話は変わっていただろう。しかし、今の誰でもUE以上を量産できる時代に突き抜けた個体を生み出すにはサポート資産と因子、さらに無限の試行回数が要求されるため、ほとんど「常勝」に近かった頃と比べて明らかにコスパが悪化している。多少の育成時間緩和では、もう誤魔化せないくらいに。
というわけで、数々のプラチナを獲得してきた私ではあるけれど、もはや勝つことを前提に考えることはなくなった。勝てることもあれば、普通に負けることもある。結果なんて時の運に任せるしかない。仕方ないではないか。

そういえば、もう随分と長いことキャラクターのガチャを引いていない気がする。なるべく石を節約し、温存し、貯蔵量が増えていくことが一種の快感になっているところもあるが、半年ごとの周年ガチャで特効サポートを入手しなければまともに遊べないゲームシステムが悪い。何がなんでも引きたいという、絶対的に好きなキャラクターが存在しない私のような人間は、どうしてもガチャを回す機会を逸しがちなのだ。
まぁそのおかげで長距離ではローレル、中距離ではネオユニあたりを持っておらず、どうしてもキャラクターの性能面で苦戦する羽目になっているわけだが……所詮は、引かなかった選択を後悔しない程度の熱量ということなのだろう。


以下、チャンミCLASSICで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:トウカイテイオー

トウカイテイオー

脚質分布で強みを活かせるかどうか大きく変わってしまうため、場合によっては全員後方脚質という選択肢もあったかもしれない。
ただ、前が多くて手も足も出なくなるリスクを許容できず、最大火力は劣るものの格下相手には勝利期待値の先行枠は、やはり必要だったと言っていい。
先行の候補は、最終直線固有持ちという意味では他にも複数いたけれど、初期から持っているのに活躍の場を作ってやれなかったテイオーを使いたいという気持ちがあった。
戦績は、いつも通りマッチング運に恵まれなかったこともあって決して褒められたものではないかもしれないが、それでも相対的には安定感を示せたほうなので不満はない。

 

二枠目:サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

本当はロンシャン用の別衣装バージョンのほうが最適だったかもしれないが、上に書いた通り引いていないため、持っている差しキャラの中では上振れ最大火力を発揮できるダイヤちゃんを使うことにした。
終盤までに中団以上の順位になっていることが求められるが、固有スキルと火力強化の進化スキルによって、最終直線の速度は追込を凌駕する。
どうにも、逆噴射してしまったり最後方に張りついたりして思うような走りができないことが多かった。継承スキルは、セイリオスよりもアナボリックを持たせたほうがよかったかもしれない。

 

三枠目:ミスターシービー

ミスターシービー

中盤スキルで上がっていって前のほうで加速を出しつつ、最高速度の差で勝ちきる戦法が可能ということで、私が使った中では唯一、理想編成に入りそうなキャラクターだった。
なお、完成度が低すぎて安定感には程遠かったわけだが……正直、何が駄目なのか具体的には判然としていない。スタミナと根性もUG以上あれば、もう少し強い挙動を見せてくれたのだろうか。
試行回数が少ないのもあるが、凱旋門シナリオの育成経験値が不足しているのもあって、今の私ではUE台の半ばまで評価値を上げるのは至難の業だった。

 

決勝レースは、逃げ2先行4差し1追込2という脚質分布だった。
あまり予選では見ることのなかった前方に偏りのあるマッチングで、それぞれが普通に走るのであれば後方脚質にとって比較的、不利なレースになることが想定される。
編成は、一人がシリウスシンボリ・白キタサン・大逃げ水着スズカ、もう一人がオペラオー・シリウスシンボリ凱旋門ゴルシ、と前から後ろまで馬群が伸びそうな雰囲気がある。
後方のウマは乱数が上振れなければ厳しい、となるとテイオーの挙動に委ねられるわけだが、相手の強さは同格くらいだったので、レース前の時点で敗北を察するところがあった。

レース展開は、ほぼ予想通りに進むことになる。
隊列は先頭からスズカ、キタサン、先行集団、後方脚質とバラけていき、中盤は先行の競り合いくらいしか見どころがない。逃げが極端にリードを広げるということはなく徐々に差が詰まっていくものの、後方も追走に手一杯の模様で、やはり先行勝負になることが目に見えた。
スキルの発動有無であったり発動場所であったり、あとは賢さ依存の乱数で中盤速度が変わるわけだが、私のテイオーは特に強い動きをするということはなく、終始4,5番手を前後していた。ズルズル下がらなかっただけ僥倖と言えるかもしれない。
そのまま終盤に突入するわけだけれど、前にいた加速ドンピシャのシリウスが先に抜け出して、最終直線に入った段階でテイオーは2バ身ほど離れた2番手から追い上げる形となる。テイオーステップを出せたので、計算上は差しきれるはずだった……のだが、抜いた瞬間に相手のシリウスの進化スキルが発動して差し返されてしまい、そのままクビ差でゴールした。

着順

 

予選勝率は80戦56勝の70%ということで、あまりにも酷い数字だと嘆くことしかできない。これは過去最低タイ、レースシステムを理解していなかった初回のタウラス杯と同じ勝率なので、今回いかにダメダメだったのかがよくわかる。
内訳は、
ラウンド1が33勝(予選1日目17勝、予選2日目16勝)
ラウンド2が23勝(予選3日目10勝、予選4日目13勝)
となっていて、相手が強くなって順当に負けが増えた形ではあるけれど、それにしても負けすぎではないだろうか。
自分が特別に強いとは思っていないが、完成度に対する期待勝率という意味では、あまり妥当な結果とは思えないのだ。
というよりも、ネオユニに勝てなかっただけという話ではある。一時期の水マルやクリオグリに匹敵するとまでは言わないけれど、性能的に抜けたキャラクターを持っていない立場というのはこれほど過酷なのかということを、存分に思い知らされた気分だ。

 

今回も例によって枠ごとの成績を出している。

枠成績

若干の偏りはあるものの、走らせてみた印象としては内も外も有利不利ということはない気がしたし、実際そのような数字が出た。
スタートしてからの直線が長いのだから、枠による距離ロスが少ないということを考えれば当たり前ではある。

 

さて、来月はマイルのLoHであることが既に告知されているため、もうガチ勢は準備に入っているのだろう。
私は相変わらず報酬全獲得が目標なので過剰に詰めようと思わないし、そもそもモチベーションが落ちすぎてプレイ時間を増やせる気がしない。
今後も、勝利を獲りにいくというよりは、最低限のウマを用意して運に任せるプレイスタイルで緩く続けていくことになるだろう。燃え尽きてコンテンツが嫌になるよりは、ずっと精神に優しい道だと思う。
言い換えれば、もう疲れた、ということなのかもしれない。