K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231023)

明日からブルアカが『とある』コラボ開催ということで、気分を高めるために超電磁砲の1期を少しだけ見返してみた。これまでに制作されたテレビシリーズはすべて視聴済みとはいえ、考えてみると1期は1話を除き何度もリピートした記憶がないので、リアルタイムで見ていた14年前が最初で最後だったということになる。当然、昔すぎて覚えていない部分が多く、わりと初見に近い形で新鮮味を感じることができた。
近年のアニメに慣れていると、なかなか物語が進まないシナリオ構成にテンポの悪さを感じる箇所もあったけれど、その分だけ各キャラクターの掘り下げが丁寧な印象はあり、きっと話が進むにつれて面白さが加速度的に上昇していくのだろうと思った。令和だったら1クール12話で完結していた可能性があるし、ここまで長寿の人気作にはならなかったかもしれない。
なお、コラボ自体は3期にあたる「超電磁砲T」が対象なので、こちらは記憶に新しいところだから、あらためて確認しなくても問題ないと認識している。2期の「超電磁砲S」は禁書と密接に関わる話が大半を占めており、非常に印象深いため大部分を覚えているし、すっかり頭から抜け落ちてしまっているのは1期の序盤から中盤後半あたりまで、というわけでちょうどいい機会だった。
最近はアニメを見る本数が減ってしまっていて、一気見するのにも思ったより体力を使う。流石に24話を一度に消化するのは大変なので、今回はひとまず、これから物語が本格的に動き出しそうな気配のある8話まで見ることにした。まぁ復習としては十分な気もするし、明日からのコラボイベントのストーリーは早々に読んでしまいたいが、それはそれとして1期も普通に続きが気になっているから、近いうちに最後までちゃんと見返していこうと思う。
それにしても、新作アニメに手を出すよりも、そこそこ面白いとわかっている既知の作品に時間を費やしがちなのは良いことなのかどうなのか……もっと新しいものにアンテナを向けたいとは思っているのだけれど、なかなか腰が重い。そういう「若さ」は、いつの間にか失われてしまったようだ。