K's Graffiti

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生存記録(20231030)

試験的に、再び食事回数を三食にしてみようという話だったが、あまりにも二食で生活することによる体調の整い具合が良すぎて、このバランスを崩したくないという気持ちが強くなってしまった。
そもそも食後というのは消化吸収のためにエネルギーを持っていかれるから、一時的にパフォーマンスが落ちる。長い目で見れば、数時間後に作用するエネルギーを補給できるため収支プラスだと捉えることができるけれど、私の身体はそのプロセスを一般的な健常者の水準では実行できないため、どうしても食後によるマイナス面ばかりが強調されてしまっている感覚があるのだ。
何かしらの活動を意欲的に行う活力を得るための栄養補給が、却って集中力を削ぐ結果となって行動を制限してくる。せいぜい、後に残るのは肉体維持に寄与したという当たり前の事実くらいのもので、それだけでは人間の営みとしては失格と言わざるを得ないだろう。
二食であれば、かろうじてマイナスに転じることはない。主観的な物言いにはなってしまうが、私の胃腸が正常に働き、諸々の身体機能が大きく能力を落とさないラインが一日二食の習慣なのだ。まぁこれは経験に基づく仮説であって、ひょっとしたら一日三食による体調不良は様々な他の要因が重なった結果による偶然の産物という可能性は否定はできないのだが……それを、あらためて確定させようという考えから、先週の前半と同様にもう一度、三食の生活に挑戦しようという経緯だった。
起床時刻から15時間前後が経過した頃に食事を摂ると、一日の疲労に血糖値の上昇が合わさって、非常に耐えがたい眠気に襲われる羽目になる。だから、できれば起きてから半日程度、つまり起床直後の朝食を起点として6時間おきに食べる必要がある。しかし、消化の遅い私の胃にとって、まだ完全に空腹状態になっていないまま次の食事を投入するというのは負担が大きいし、それを毎日の昼と夕方に二度も強いるというのは、本当に大変なことだ。
はたして、今週は途中で諦めずに継続することができるだろうか。