K's Graffiti

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総力戦シーズン59・ケセド(屋外)結果

総力戦の参加人数はアクティブユーザーの数を知るための指標として一定の意義があると思っているが、今回のケセドは前々回のホバークラフト、前回のビナーを上回る46万人弱ということで、非常に盛況だったようだ。
2.5周年直後のゴズが最多を記録しているのは理解できるけれど、ここに来てまた増えるというのは、先日のコラボイベントの影響か、はたまた2.5周年付近で始めた人が順当に育ってきたからなのか……いずれにせよ盛り上がっているのは良いことだ。

 

私が初めてケセドと対面したのはシーズン43、およそ一年前の総力戦だったのだけれど、あの頃は使える生徒の数が少なくて育成リソースもカツカツだったため、今では余裕のInsaneには手も足も出ず、Extremeで低レベルなTAに挑むことしかできなかった。正直、よく覚えていない。
したがって、記憶に新しいのはメインストーリー最終編イベントで戦った特殊装甲バージョンと、春に開催されたシーズン50だった。
前者はレイドイベントなので、レンタルに頼って時間をかければクリアできたからいいとして、後者は既にチナトロを狙える戦力が整いつつある時期だったこともあり、InsaneのTAに苦しんだ覚えがある。
結果から言えば、チェリノや正月フウカといった鍵となるキャラクターの不足により諦めざるを得ず、今のところ最後にゴルトロで終わったのがケセドとなっていて、以降はチナトロを獲り続けている。だから、今回に期する想いには少し特別なものがあった。

蓋を開けてみると、屋内と比べてミカの火力が落ちる部分はあるものの、基本的な攻略方針は屋外でも変わらず、Insaneでは1凸のTAが求められる環境になっていた。
依然として正月フウカは不在だが、今の私は自前でチェリノを持っているため、おそらくInsaneでもチナトロ圏内には入れただろう。しかし、今回は初めからTormentに挑戦する予定だった。
Insaneの難易度がボスによって違うように、Tormentの難易度もボス次第で大きく変わってくる。先月の市街地ビナーや屋外特殊装甲カイテンなどは、数あるパターンの中でも難しいほうに該当すると言っていいレベルだけれど、たとえば先々月の重装甲シロクロは簡単だったし、今月のケセドも倒しやすいほうだと言えるだろう。
実際のTLがどうなるのかは始まるまで不透明なところはありつつも、自前で用意できるキャラクターたちだけで、ある程度の見通しを立てられるのは大きい。実際、模擬で挑めるようになった開催2日目から、ほぼTormentの攻略が確定したようなものだった。

ケセドというのは前半と後半で求められる要素が違う。広範囲攻撃によって雑魚を散らしてボス部屋まで進む編成と、露出した本体に瞬間火力を出せる編成……より厳密には、前半というのはボス部屋の雑魚を処理してグロッキーゲージを溜めるところまでを指すのだが、次々と湧いてくる雑魚を適切に処理していければ、時間的な余裕は十分にあった。
あとは、ケセド本体への攻撃と、再び露出するまでの雑魚処理のフェーズを繰り返していき、その過程をどれだけ効率化できるかの勝負になる。
前提として、私は正月フウカとココナちゃんを迎えることができていない。ケセドは雑魚含めて回避値が高いため、こちらの攻撃が安定しないという問題が常に存在しているのだが、後半に関しては正月フウカとココナちゃんを入れることにより、スキル回しの高速化と回復による部隊の安定性向上を狙うことができた。最上位はともかく、ランキングを見ると2桁〜4桁の順位まで広く使われていたことがわかる。
楽な編成が使えない私に残された道は、通常ウイと水着ホシノを使った命中回避ガチャのTLだった。こちらも主流と言えば主流なので、特別に珍しいことをしているわけではないのだけれど、どうしてもランダム性が強くて再現性に欠けるところがあり、運が悪いとチケロスのリスクがある攻略法だ。
現状、Tormentクリア=チナトロ確定の状況なので、無理をして時計を詰める必要はない。念のため3凸目以降の削り編成を用意しておけば、無理ということはないだろう。ただ、それでも慣れないうちは苦戦を余儀なくされた。毎日がチケロスとの戦いだったと言い換えることもできる。

総力戦S59屋外ケセド_編成

最高スコアは、運良く途中で誰も落ちることなく2凸で撃破できた回があり、どうにか2000位台の着地となった。
しかし、初回のクリア時なんて中途半端に2凸目が終わってしまい、慌てて3凸目4凸目を用意して突っ込んだせいで、本当に危ないところだった。残り時間が、おそらく30秒もなかったのではないかと思う。
雑魚の撃ち漏らし状況によって、スキル発動のタイミングを常に見極める必要があり、機械的に流すことができない。臨機応変なアドリブが求められる点は非常に大変ではあったけれど、実のところゲームとして楽しんでいる私もいたような気がする。
最終日はほぼリスタートなく10分程度で消化することができたし、上達を実感した。結果的にチケロスすることがなかった点も満足度が高い。

なお、最終的なチナトロボーダーである20000位のスコアは27,636,160、クリアタイムにして2分32秒ということになる。春の屋内ケセドでは当時のチナトロボーダーである15000位が27,611,967(2分44秒6)だったことを考えると、より過酷さが増したというかなんというか……まぁそれよりも、Tormentクリア者が約12000人という事実のほうが驚きかもしれない。
確かに、正月フウカ未所持の私が毎日クリアできてしまう程度の難易度だったと思えば妥当な数字と言えないこともなさそうだが、正月フウカが復刻されたら、いよいよInsaneではチナトロが獲れない時代が来るのかもしれない。
ただし、次回に予定されている大決戦は、おそらくTormentの中でも最難関と思われる市街地ホドのため無理だろうし、最近の新ボスは難しめの設計なので月末の総力戦もInsane攻略が中心となるだろう。

それにしても、水着ハナコというキャラクターは実装時から強いとは思っていたけれど、まさかダメージ半減となる対重装甲でもこれだけの活躍を見せるとは、流石に周年限定キャラの貫禄を感じてしまう。
今後、振動属性のキャラクターは水着ハナコを天井とした調整で実装されるだろうし、下手をすると自前とレンタルの水着ハナコで済んでしまう可能性もあるから、なかなか引き時が難しい。
イチカもカスミもスルーして、現在ピックアップ中のユカリもスルー予定、となると他にはモミジしか持っていないわけだが、はたして月末の弾力ボスは大丈夫なのだろうか。

 

以下、余談というか合同火力演習についての話を軽くしたい。
新しいタイプの演習として開催中の護衛演習は、アバンギャルド君を守りつつ、前に並ぶAMASを撃破するというものだが、このAMASが高火力高耐久で回避値が高い上に自己回復してくるという鬼畜仕様で、本当に面倒くさい。
合同火力演習としては、私がブルアカを始めてから最もクソゲーと断言できるレベルで、これを毎日やらなければならないというのは苦行に近い。
一応、コイン140枚でクリア可能ではあるものの、一部の有用なキャラクターを持っていない私にとっては、かなり集中力が求められるため総力戦以上に大変な感覚がある。

未所属一覧

セレクトチケットは温存しているとはいえ、これだけ未所持だと当分すり抜け待ちが続きそうだ。