K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231108)

家にいるとPCに向き合っている時間が大半で、ほとんどスマホを見ることがないという現代人らしからぬ習慣となっている私の生活だが、トイレや食事の支度などで離席する際には、ちょっとした暇潰しや時計代わりに活用することがある。一応、まったく触らないということはない。
ただ、その大部分は旧Twitterを雑に眺めたり軽い調べものをしたりする程度で、実のところ、それがスマホでなければならない理由はない。いわゆるスマホゲーはPCのエミュレータを使ったほうが快適に遊べるし、メールも同様だ。煩わしい通知に意識が阻害されることを極度に嫌っているため、私のスマホが通常時に音を立てることはない。電話機能も、もう何年も使っていない気がする。就寝前や起床直後にネットサーフィンすることはあるものの、枕元に置いておく目的の半分は目覚まし用だ。
そんなわけで、わざわざ機種を新しくしようという発想に至ることがなく、かれこれ5年半以上も同じ端末を使い続けているわけだが……流石に最近はバッテリーがヘタってきたらしい。大して使用していないのに、いつの間にか電池が半分以下まで減少している。スペック面においても、おそらく世間一般の水準からしたら化石のようなレベルだろうから、そう遠くないうちに買い替えを強いられる可能性はありそうに思う。
私とは対照的に、一部の現代人はスマホを自分の身体の一部のように扱うらしい。隙あらば画面と向き合って、どこかの誰かと頻りに連絡を取り合う。休む暇がないほどに、絶えずブルブルと鳴動するデバイスは、別に珍しい存在ではないのかもしれない。
たとえば、LINEなんて月に数回も起動すれば十分だと考えていて、別にタイミングを決めているわけではないけれど、何かしらの連絡が届いていないか確認することがある。通知をオフにしていても問題ない程度の人間関係しかないのだ。まぁ完全に気まぐれだから、仮に誰かからメッセージが届いていても、半月ほど気づかないまま放置してしまうことだってある。仕方ない。リアルタイムで反応できる生き方をしていないのだから。
ああ、それにしても、いざ新着メッセージに直面すると億劫でどうしようもない。血の繋がった家族以外の相手と関わることのハードルが凄まじく高くて、困ってしまう。