K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240114)

不眠症に悩んでいた昨春からは想像もつかない事態ではあるが、このところ眠くて仕方ない。起床から半日も経たないうちに眠くなるし、いくら眠っても足りている気がしないし、冬の寒さによる影響が大きいとはいえ、あらゆる作業効率が低下しているから改善したい気持ちがある。厳密に計算したわけではないが、今年に入ってから一日あたり平均10時間以上は布団の中にいることになる。何もかも放棄できるのであれば、丸一日ずっと横になっていることも可能かもしれない。
問題を解決するために必要なのは、根本的な原因を潰していくことだ。たとえば寒さが悪いのであれば、多少の電気代には目を瞑って、部屋を暖かく保つようにすればいい。ただ、気温が高すぎても眠気を誘引してしまうことが多いため、高い水準で集中力を維持できるようなちょうどいい塩梅を目指すべきだろう。もっとも、実際には空調を操作するだけでは問題の解決には至らないことを、私は直感的に理解している。つまり、より大きな原因は他に存在する、ということだ。
結局のところ、あらゆる活動において最重要なのは体力という非常シンプルな要素だろう。私は今年の目標として肉体の強化を掲げているわけだが、今のところ何かが大きく変化した自覚はない。しかし、昨年と明らかに違うのは日常の一部に意識的な運動の機会を設けているという点であり、言い換えるなら体力を使う場面が増えているということになる。きっと常人の感覚からしたら、数日に一度の数分間という極めて少ない運動に対して、規則的な生活リズムを維持できないほどの反動に直面するなんて状態は意味不明だろう。私も、これほど大変だとは思っていなかった。けれど、これが現状なのだ。引きこもりすぎて、まともに動くために求められる基礎体力の大部分を喪失した虚弱な肉体は、僅かな運動を習慣化しただけでも平凡な日々を送れなくなる。
たびたび書いてはいるが、慣れるまでの辛抱になるはずだ。徐々に基礎体力が上昇するにつれて、動けなくなるほどの反動は減っていくに違いない。科学的な根拠を持っているわけではないものの、おそらく人体とはそういうものだろう。体力アップの効果を実感できるまで、どれほどの期間を要するかが焦点にはなるけれど、もしかしたら冬のうちは半日を寝て過ごす毎日が続くかもしれない。