K's Graffiti

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リーグオブヒーローズ202311結果

このところ、すっかりウマ関連の日記が減ってしまったけれど、アプリは本当にデイリーミッションをこなすくらいしか時間を割けていないため、仕方ないところがある。チャンミならまだしも、LoHとなると上位96人を狙わなければ多少の甘えは許されるということで、余計にモチベーションが上がりづらい。
ただ、今月のLoHは運要素が強めのマイルということで、前回や前々回のような調子で臨んでは全報酬の獲得が難しいのではないかという感覚もあった。環境に合ったキャラクターを持っていない私が、はたして「最低限」の結果を残すことができるのか……これは、その記録となる。

 

1着になればいいチャンミとは違って、出走メンバー3人の複勝率が極めて重要となるLoHは、とにかく安定して上位の着順に食い込むことが求められる。半分がモブで占められる脚質バランスの都合上、とりわけ距離の短い条件においては後方から差していく戦略は事故率が高くなりがちで、前にいて不利を受けづらい形を作ることが肝要となる。
ランキングに載っている人の編成を見てもわかるように、今回の最適解は逃げ3という極端なものだった。

逃げならば誰でもいいというわけではなく、より前を取ることに特化したスキルを持つウマのTierが高くなる。具体的にはダイタクヘリオスと、バレンタイン衣装のアイネスフウジン、それから逃げ脚質のタイキシャトルが上手くハマっていた印象だ。
私は、このうち特効キャラじみているヘリオスとチョコネスを未所持であり、最初に編成を考える段階から相当に厳しい戦いを強いられるだろうと予感していた。
逃げが強い環境において、強い逃げが使えない。運要素が大きいとはいえ、試行回数の多いLoHにおいて根本的な性能差を覆すことは容易ではなく、初めから私には上位96人を目指す資格なんてなかったと言っていいだろう。
となれば、残る選択肢は先行の位置取り運ゲーに委ねるしかない。そこに、大逃げスズカを添える感じになる。幸いにも、先行の中では上位存在と言える嫁グルーヴは持っているため、まったく戦えないわけではなかった。
もっとも、私はキャラクターだけでなくサポートカードも不足しがちで、とりわけ序盤の争いに寄与するコンセと盤石は、どちらかを諦めなければならなかった。賢さマーチャン、賢さブルボン、ともに無凸すら未所持なのだ。
自分の手持ちで、やれるところまで。ただし時間は費やしたくないため、育成は一日数回のレンタルのみ。もはやマイルSすら必須とは捉えず、必要な金スキルと獲得と適度なステータスさえ満たせればいい、くらいの気持ちだった。

結果

理論値が34,000pt、PLATINUM4が30,000ptなので、ちょうど中間という結果になったが、32,000ptでジュエル報酬が貰えるため、ここを現実的な目標として定めていた。
1,000ptの下駄を履くことができた初回は余裕だったものの、以降は毎度のことながら最終日にどれだけ欠損するかどうかで、この目標を達成できるかが変わってくる。
その意味では、今回は本当に危ないところだった。前日までの獲得ptには前回よりも余裕があったはずなのに、とにかく最終日はマッチング運に恵まれず、チケットを消費するたびに100pt前後の欠損が発生し……ラストレース次第では32,000ptを下回っていたわけだから、逆に楽しめたところはあるかもしれない。

前の脚質が多いから、先行なのに位置取りとしては後方に追いやられることが珍しくなく、相手の先行に3番手を取られてしまったり、あるいは大逃げスズカが相手の逃げに中盤で負けてしまったり、どこからでも欠損することができた。
そんな中で、どうにか最大報酬に手が届いたことは、むしろ幸運だったと言えるのかどうか。少なくとも、時間や労力の観点からすれば、非常にコスパの良いイベントだったのは間違いない。
しかし、モチベーション云々の問題もあるが、キャラサポカともに、いよいよ最前線で戦うのは難しくなってきたと実感せざるを得ない。ゲーム全体のアクティブユーザー減少に伴って「餌」が減っているだけでなく、残っているプレイヤーのレベルが高すぎる。
シナリオパワーが高いせいでステータスでの差別化が難しく、あとは環境メタ読みで編成による有利を取るか、サポカパワーで強力な金スキルを完備するか、切れ者の厳選をするか……くらいのものだろう。いずれにせよ、莫大な時間を注がなければならない。
そこまで頑張っても最後に重要なのは運なのだから、いまだに高いモチベーションを維持できている人は本当に凄いと思う。

 

以下、今月のLoHで走ったウマたちを記録しておく。

一枠目:サイレンススズカ

サイレンススズカ

環境トップの逃げを使えないため、せめて事故率を下げるために、大逃げ採用となった。
中盤のリードが加速スキルがハマれば後続を大きく引き離す勝利も可能とはいえ、多くのレースにおいては最高速度の差に負けてしまった。
距離Sだったらどうなのかという話もあるが、追い比べには絶対に勝てないし、2バ身より離された4着以下の結果も少なくなかったため、大逃げの限界という感じがする。

 

二枠目:タイキシャトル

タイキシャトル

前のほうで固有が出れば、まず複勝圏から漏れることはない。一方で、中盤速度スキルの少なさから先行の中では埋もれてしまうリスクが高く、決して安定感のあるウマだったとは言えないだろう。
逃げにしていたら、もっと全体的に数字は良化していたかもしれないけれど、それは省エネ育成の方針に反することなので深く検討することはなかった。
自分の手持ちの中ではトップの火力を誇っているだけあって最も好成績ではあったが、やはり振り返ってみるとベストの選択ではなかったように思う。

 

三枠目:エアグルーヴ(花嫁)

エアグルーヴ(花嫁)

固有から進化スキルまで中盤特化タイプで、ちょっとした序盤の遅れくらいなら取り戻せるポテンシャルを持っている。
加速の発動ガチャがあり、そして距離Sでないこともあって終盤の信頼感は微妙で、競り負けたり届かなかったりすることもしばしば……ただ、数少ない育成のうち、ほとんどマイルSが付かず早々に突き詰めることを諦めたのだから、速度差での負けは受け入れるしかない。
そういえば、中盤速度スキルのせいで外を回ることが多く、かなり距離ロスが目立っていた。何かこう、上位層の中では具体的な対策があったのだろうか。

 

既に発表があったように、次回のLoHは川崎2100mと決まっている。
向こう正面から終盤が始まるため小規模な長距離のイメージを抱いているが、追込が強いということになると、またしてもキャラが不足している。前で安定ということになるなら、魔改造の白キタとリッキーに何か加える編成になるだろう。
正直、マイルよりも手間がかかりそうで気が重いのだが、今度ばかりは省エネしすぎるとPLATINUM4すら危うい気がしているので、ひとまず全体的な環境がどう回っていくのかだけ注視していきたい。