K's Graffiti

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大決戦シーズン4・ホド(市街地)結果

3属性を攻略するのは面倒だと思いながらも、いざ腰を上げてしまえばベストを尽くしたくなってしまうもので……適当に流したりスルーしたりする人が多い大決戦といえども、個人的には存分に楽しむことができている。
いや、低乱数を引けるまでリスタートを繰り返すパチンコが面白いかというと、実際のところは苦痛の時間のほうが長いかもしれない。ただ、TLを上手く通せた時の満足度は悪くないものだから、つい頑張ってしまうのだ。
その意味では、会心の出づらいホドはストレスと快感の差が最も大きいボスと言えるかもしれない。

 

前回、ホドと戦ったのは屋内の総力戦だったわけだが、言うまでもなくミカのホームグラウンドということで、ボーダー争いは過酷を極めていた。コンマ数秒の間に4桁の人数が詰まっていた記憶は非常に印象的であり、それゆえにボーダーが緩くなりがちの大決戦であっても、始まる前はポジティブな方向に気持ちが向かなかったのだ。
しかしながら、今回はミカの適性が低い市街地であり、さらに爆発と神秘は会心が不安定だからタイムを詰める難易度は決して低いものではなく……つまり、最低限の手持ちが揃っていて、やる気さえあれば、チナトロ獲得自体は難しくないだろうと予想していた。そして実際、ボーダーは伸びあぐねた。
攻略動画は次々と出てきたものの、いつものアコヒマリに加えてCC要員とアタッカーのどちらかは自前で持っていなければならないという条件が厳しく、そもそも最適編成を組める人が少なかったように思う。その上で一定の会心ガチャが要求されるとなると、本当の意味でTAに臨めるのは一部の上澄みだけだろう。
レベルカンストでそこそこ駒が揃っていたとしても、その大多数は1凸するのがやっと、という状況だったのかもしれない。
最終的なチナトロボーダーは82,863,103、クリアタイムにして合計7分59秒634ということになるため、各属性を2分半で倒せていれば余裕でチナトロ圏内だった。

大決戦S4市街地ホド編成

最終的なInsaneの理論値は2凸編成だったようだが、私は水着チセを未所持であるだけでなく、各コンテンツで重要なキャラクターであるシュンも持っていない致命的な状況なので、1凸におけるベストを狙うしか選択肢がなかった。それでも、Torment非クリア者の中では最上位となる1000位台の着地だ。
まぁ今回は手間のかかるホドということもあって問題なかったけれど、今後もしシュンを使ったInsaneのTAが要求されるようになると厳しい立場を強いられそうで、気が重くなる。幼女は何度かすり抜けているのだが……まぁ最悪、セレチケを切らなければならないかもしれない。

以下、各属性について軽く所感を書いていく。

軽装備
3属性のうち最もパチ要素が強めだったのが、おそらく爆発なのだろうと思う。私は幸運にも模擬で30分ほど、本番は10分もかからず成功してしまったので苦労しなかったのだが、考えてみれば尋常の沙汰ではない。
ただでさえ低い確率の会心をNSとEXで複数回、さらにホドの行動ガチャ、水着ホシノの範囲から出てしまってもダメ、となると下手したらチケロスしても不思議ではなかった。
ピラーと本体、それぞれリスタートのポイントが多いこともあって、きっと狙ったスコアを出せずに妥協した人も多いのだろう。

重装甲
最初は適性面からアタッカーにカズサを選択していたのだが、やはりミカの確定会心は偉大だ。チナトロを獲るのに十分なスコアを出すという話であれば、安定しているミカのほうが時短になる。
なお、このTLにおける最大の難点は、本体戦に移行直後の水着ウイEXを発動するところ……スキルの発動が手動である限り必ず発生する微妙なズレのせいで、コーヒーを飲みにくるミカたちの立ち位置を確定できないという問題があった。
屋内戦の時のようにピラーの射出自体をキャンセルすることは無理だったようで、ミカの射程内にホドが入るかどうかは細かい操作のタイミングで変動する。さらに、高速スキル回しのために誰かしらが脱落するのを狙うとなると、かなり試行回数が嵩む。
他の属性と違って妥協クリアするだけなら本当に簡単なのだが、満足するスコアが出るまでは時間がかかって大変だった。

特殊装甲
上手く会心が出ないと、編成によっては途中で全滅したり1凸すら難しかったりするのが神秘属性であり、こればかりは攻略動画を参考にしなければ納得できる結果を出すのは不可能だったと思っている。
初めはワカモとハルナでコツコツ削って2762くらいのスコアで終わらせようとしたのだけれど、すべてをワカモに託すTLを知ってからはNSの会心ガチャを繰り返す羽目になった。
このTLなら途中まで成功していれば妥協クリアでも2772くらいにはなるため、粘ること自体は悪くない。
最終的には、手元が少し狂って遅れはしたものの、ほぼ理想的なタイムで突破に成功した。他の属性よりは時間を要したけれど、ホドのダメージ抵抗を無視できるおかげで、あまりストレスは感じなかったことが救いだろうか。

 

ホドのTormentは、おそらくミカを前提に設計されているイカれ具合なので、ミカの火力が落ちる市街地では最強との呼び声が高かった。
このところ徐々に増えつつあったTormentのクリア者も、今回は1100人余りに落ち着いたこともあり、たとえば正月フウカやカンナあたりを持っていない私としては、まだ手を出すには早いと判断することは容易だった。
だが、なぜだろう。ほんの少しばかり、可能性を感じてしまったのだ。ひょっとしたら試行錯誤すれば、クリアできるのではないか。
育っていないだけで、CCを付与できるキャラクターそのものは手元にある。ならば、やれるところまでやってみよう……と。

結論から言うと、正月フウカがいればクリアできていたと思う。いつものことだ。
お試しで1凸目、そして2凸目までは模擬で通すことができたし、3凸目も削れるところまでは削った。しかし、残りHP600万ほどで限界を悟ってしまった。自前で正月フウカさえ使えれば、ミカの2回行動ができる。ちょうど、その分が足りないイメージだった。
あるいは正月フウカなしでクリアする編成も存在はしたが、そうすると他に育てなければならないキャラが増えてしまってリソース的に厳しいし、相当に上手く回せないとCC要員もアタッカーも足りなくなる。
ただ、カヨコのパニショガチャやピラーキャンセルがどんなものかを把握することはできたため、いずれ来たるTorment挑戦時には臆することなく臨めるだろうと自信にはなった。
なお、消費したリソースは今後を見据えて致命的にならない程度に抑えることはできた。レポートとクレジットは全体の3割ほど使ってしまったけれど、神名のカケラは減らさずに温存できた。

 

次は月末の総力戦、百花繚乱のストーリーにも出てきた敵が新ボスだと思われるが、なんとなく苦戦を強いられる予感がしている。
しつこいくらいに実装されている振動属性かつ重装甲、市街地に適性のある範囲攻撃のキャラたちだけれど、私は今のところ水着ハナコとモミジしか迎えていない。
一応、先月の大決戦報酬で貰った10連チケットの期限が迫っているため、現在開催中のレンゲとキキョウのガチャは回すことになりそうではある。特にキキョウは貴重な振動サポートなので、確保しておいて損はないだろう。
最近の追加ボスはInsaneを1凸で楽に倒せるような調整にはなっていないので、水着ハナコだけではチナトロに手が届かない可能性を想定しておかなければならない。
あの時イチカとカスミを入手していたならば、もう少し気持ちが楽だったと思うのだが……今後に控えているガチャが多い都合上、恒常キャラを引くのには覚悟が求められるのだ。
ここまで石を温存している判断が、はたして吉と出るか凶と出るか、答え合わせは来週にしたい。