K's Graffiti

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大決戦シーズン5・ゴズ(屋外)結果

昨年の夏からゲームを始めた私にとって、しばらく総力戦というコンテンツは適当に流してゴルトロかシルトロを貰うイベントだったわけだが、今年に入ってから、特に2周年以降の戦力が整ってきた時期以降は真剣にプレイして、最上位報酬であるチナトロを目指すようになった。
気づけば年末が近づき、たくさん遊んだブルアカの戦闘コンテンツも今回の大決戦で締めとなる。今年の最後がゴズというのもまた、ある意味で一年間を象徴するようで、やや複雑な想いを抱えながらも来年への期待感を膨らませていきたい気持ちになった。

 

前回、屋外のゴズと戦ったのは2.5周年の直後に開催された総力戦だったので、大幅に増加した新規先生たちに洗礼を浴びせる形になっていたような印象が強い。
確か、屋内は2周年の後だったから、総力戦としては半年に一度のペースではあったが、そもそもゴズというボスがランダム行動に加えて、移動やシールドを要求してくるギミック豊富な戦いを強いられるという点で嫌われているものだから、わりと短い間隔で大決戦での登場となった今回は、モチベーションが上がらないという問題に直面した人が少なくなかったのではないかと思われる。
ただでさえ、最終日の夜を除いて動きが少ない大決戦だというのに、Insaneのクリアすら安定させるのが難しいゴズを3属性もクリアしなければならないとなれば、ボーダーが緩くなるのは必定というものだ。
事前に予想していた通り、いやそれ以上にチナトロを目指すにあたってはスコアに余裕があったので、逆に言えばTAをするくらいやる気のある人にとっては、ボスの強さに反比例して楽な戦いだったことになる。今回、初めてチナトロに届いたという人も、それなりに存在するのではないだろうか。
最終的なチナトロボーダーは81,857,599、クリアタイムにして合計16分43秒334ということになるため、各属性を5分半で倒せていればチナトロ圏内になる。
防御力とHPが高くて倒すのが大変なペロロジラの大決戦も相当に緩かった覚えはあるけれど、やはり単純に殴るだけでは勝てないというだけでスコアへの影響は大きいらしい。

大決戦S5屋外ゴズ編成

一方で私はというと、ほぼチナトロが確定している状況からでも無駄にタイムを詰めようと奮闘してしまった。これは、無理せず可能な限りベストを尽くすという己のプレイスタイルゆえの試行錯誤による結果となる。
画像では隠してしまっているが、最終順位は3桁だった。記憶の限りでは初めてのことなので、これは素直に嬉しい。
InsaneのTAは戦力が充実している先生でもハイスコアを簡単に出せるものではなく、アタッカーの会心が通るかどうかの運ゲーでしかない。そのため、普段は上位常連の人であっても、今回ばかりは妥協スコアで流したという人が多そうに見える。
Tormentはミカが強すぎるせいで、ゴズとは思えないくらいクリア者が増えた。まぁ確定会心とかいうチートみたいな能力が、ゴズの強みである会心抵抗値を無効化してしまっているから当然の話ではあるのだが。
Tormentをクリアしながら他をExtremeで終わらせてしまったばかりにチナトロから漏れたという人が数人いるようなので厳密な数は不明ではあるものの、9000人以上が突破しているという事実には驚きと若干の危機感を覚える。少し前のケセド然り、現状はミカが強いボスが特に伸びている形にはなっているけれど、来年いよいよ正月フウカが復刻された暁にはチナトロ圏内がTormentクリア者で埋まる時代が来るかもしれない。
まだ推奨レベルにすら届いていない段階なのでTormentの上を考えるには時期尚早だろうけれど、3.5周年から4周年あたりには新難易度の実装が現実的になっていそうだ。

以下、各属性について軽く所感を書いていく。

軽装備
先月のホドでもそうだったように、おそらく平均すると最も攻略が難しいのは爆発部隊なのではないかと思う。メインアタッカーのアルちゃんが帽子装備なせいで、どうしても会心抵抗値の高いボス相手には安定しないのだ。
なお、私は何度かアルちゃんで試したものの、クリアできる気がせず早々にムツキ編成へと切り替えた。ヒット数の多さに加えて、上手く誘導することで地雷によるダメージも期待できる。
それほど時間を要することなく満足できるスコアが出たので、チケット1枚の消費で終了した。

重装甲
前半後半ともにミカを使えば、Tormentといえども難しくはない……そう思ってInsaneには模擬すら手を付けなかったわけだが、実際に簡単なほうではあったから時間を無駄にせず済んだ。
編成については例によって正月フウカ不在のため、多少は工夫する必要があったものの、前半を突破するだけなら6コストのミカでも十分に間に合っていたから問題なかった。
最初は前半にイオリと水着ウイを、後半にチェリノを使う編成で考えていたところ、どこかのガチャで入手したまま放置していたクリスマスセリナを育てれば時間を短縮できることに気づいて、前半にチェリノ、後半はダブルウイ編成で挑むことになった。
水着シズコの誘導がシビアだったことと、ゴズのサプライズプレゼントが誰を対象にするかが不安定だった点がストレスではあったけれど、何度か模擬で動きを確認して30分あれば通せるという確信を持てたので、あとは臨機応変にスキル回しをするだけだった。動きが固定されているInsaneのTAとは違って、これはTorment特有の面白さだと思う。
ちなみに、前半にツバキではなく水着ホシノを入れる案もあったが、立ち位置の関係でミカの回避ガチャが必須になり、著しく安定感を欠いてしまうため断念した。模擬で一度だけ通った際にはスコアが3954に届いていたので、もったいないことをした。

特殊装甲
総力戦の屋外ゴズと条件は変わっていないため、夏と同じようにやるだけ……と話は簡単なのだが、個人的には最も苦戦した。
まず、当時は体操服ユウカを自前で持っておらず、体操服ハスミのパチンコによってチナトロを獲ったという経緯があり、ヒナタを使ったTAを最初から頭に入れる必要があったところが面倒だったわけだが……それ以上に、会心発生率に苦しめられた。
上振れすれば1分残しも可能というTAではあるが、下振れすると時間切れも平気で起こるから、リスタートを繰り返して祈るしかない。初手の列車、ウイの被弾、会心回数、などなど随分と時間を浪費する羽目になった。
最初は1凸ギリギリの2749で通して、次の日に2751、さらに翌日には2753、と徐々にスコアを上げていき、最終的になんとか2758に届いた流れになる。
既に爆発貫通を終えていたのでチナトロ確定だったにもかかわらず、見栄えを意識したせいで大変な目に遭った。

 

Tormentをやっていると意外と奥深いような気がしたゴズも、過酷なTAを意識しなければならないInsaneではクソゲーの烙印を押されても仕方ない要素に満ちている。
まだ個人的には不満が爆発するほどではないものの、大いに改善の余地がある大決戦の仕様については運営に意見に送っているユーザーが少なからずいるようなので、来年のアップデートには期待したい。

メインストーリーが中心のコンテンツではあるけれど、だからといってゲーム部分を蔑ろにしていいわけではないし、ストーリーはいいがゲーム性はない、といった印象が一方的に強められていってしまう風潮は、楽しんでいる立場からすると面白いものではない。
まぁ他にも、トキのバグが関連しているのか軽装ボスが引きこもって重装ボス連発の状況だったり、虚無期間が続きがちな最近のゲーム状況だったり、何かと鬱憤が溜まりがちな時期ではあるだろう。
だからこそ、週末の生放送や年末年始イベントは楽しみだし、来月の3周年イベントに寄せられる期待は大きいわけだが……2周年ほどではないにせよ、こちらの予想を超えてくるようなゲーム体験があると個人的には満足できると思う。