K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240105)

寒さゆえに運動目的で外出する気力が湧かず、冬の間は体力が落ちることを受け入れなければならないわけだが、流石に最近は足腰が弱りすぎている自覚があったので、ちょっとした気まぐれもあり、大臀筋あたりに負荷をかける動作を試してみた。椅子に座ることすら難しくなってしまっては大変だから、今後は室内で実現可能なトレーニングを取り入れていきたい。
というわけで、久々に尻の筋肉を壊すことになった。筋肉痛、と言ってしまえば簡単だが、自分で思っていたよりも高負荷だったらしく、なかなかに痛い。歩けないほどではないものの、軽く力を入れただけで痛みが走るため厄介だ。いくら痩せているとはいえ、相対的には身体の中で最も大きい筋肉であるわけだから、動作に支障が出るのはもちろん、回復にも時間がかかるだろう。何も変化がないよりはいい。ちゃんと運動の効果が出ているのだから。ただ、やはり痛みというのは地味にストレスなのだ。
それにしても、たった数分の負荷でこれだけの反動が出るということは、常人レベルの肉体を手に入れるために、いったいどれほど過酷な日々を送らなければならないのだろう。久々の運動、その初回だから当たり前かもしれないけれど、そのうち楽になるのだろうか。
過去にも、筋トレに挑戦したことはあった。苦しくて心が折れたというよりは、単純に飽きてしまって続かなかった印象が強い。はたして今回は、いつまでモチベーションが持続するだろうか。趣味や興味本位ではなく、わりと健康に直結する問題を抱えて追い詰められた末の選択なので、嫌でも向き合わなければならない側面もある。少しずつでいいから、体力を取り戻さなければならないのだ。
なお、現在は下半身を重点的に鍛える方針だが、上半身については気が向かないこともあって、まったく検討できていない。下半身は歩行さえ可能なら勝手に維持している一方的胸で、上半身は意識しないと本当に使う機会がない。胸筋や背筋など、普通に生活していたら薄っぺらくなるしかない気がするのに、世の中の多くの人はどうして一定の厚みを獲得できているのだろう。結局は、生まれ持った体質なのだろうか。