K's Graffiti

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生存記録(20240119)

ここ数日、気持ちのいい寝起き体験を得ることができていない。昨日は激しい頭痛に襲われて目を覚ます羽目になったし、今日は腹痛だった。頭痛に関しては脱水症状のようなものかと思うが、腹痛は原因不明……というより日常的な問題なので注意しようもなく、運が悪かったと考えるしかない。
このように不調を伴った起床というのは、その一日全体の元気にも影響する。ただでさえ機嫌が悪くなりがちな目覚めのタイミングに身体的な不快感が乗っかっているので、あらゆるモチベーションを喪失しかねないし、熟睡できていないことが多いから前日の疲れが取れておらず、副次的に体調不良を引き起こしやすい。
こうした基本的なコンディションの管理というのは、幼少期から大人になるまでの間に自然と習得していても不思議ではないと思うのだけれど、昔から常人よりも体力が少ないせいか、上手くいった試しがない。その日に元気でいられるかどうかは、運に委ねられていると言ってもいいだろう。まぁ厳密な話をすると、おそらく一週間単位で食事や睡眠を徹底的に健康志向で定めることができれば、ある程度は狙って体調を整えることが可能かもしれない。ただ、普通はそんな無理をせずとも元気な目覚めを迎えられるのが「当然」のことであって、具合の悪い寝起きがイレギュラーな事態であるのだろうから、人生の前提として大きなハンデを背負っているという風に捉えても仕方ないところはあるように思う。
そうした逆境から脱するためにも、基礎体力の強化は火急の要件となっている。年明けからずっと、数日おきに室内トレーニングを継続実施できているが、今のところは外見上の変化は見られないし、明らかに体力アップに成功したという実感もない。ただ、先日までの悩みであった強烈な筋肉痛に襲われなくなった点は、一応ここに記録しておきたい。使わない筋肉を急に刺激したからこその筋肉痛だったところが、定期的に使われるようになったから耐性がついた、と考えれば当然の現象ではあるだろう。しかし、数少ない成果ということで、まったく効果がなかったわけではないと判明しただけでも上々と言える。
それから、直接的な効果と言えるか微妙なところだし、計測時の条件を一致させるのが困難なので誤差の範疇かもしれないけれど、体重が500gほど増加した。下半身の筋肉だけで、それほど急に増えるのかどうか、見た目が大して変わっていないところからも怪しい気はするのだが、ともあれ痩せすぎのデメリットを知り尽くしている私としては、このまま5kgくらい順調に増えてほしいと切実に願っている。なお、仮に10kgの増量に成功したとしても、まだ痩せの判定を受けるのだから健康体への道のりは果てしなく長い。