ウマのモチベーションが下がっている話は昨年の夏あたりから何度も書いてきていることだけれど、生放送をまったく見なかったのは初めてかもしれない。毎月、何かしらの新情報が出てきてトレンドを席巻する流れはお馴染みになっているが、それを目にして初めて生放送があったことを知るくらいには、関心が薄まっているのだ。厳密に言えば、放送予定は把握していたものの、自分の中で優先度が下のほうに行ってしまって意識できていなかった。
そもそも前半は誰得な声優お遊戯会、後半は毎月のイベント内容発表とそれに伴うガチャ情報、極稀にサプライズ的な新情報があるのみで、あまりにも変わり映えしない。下手に変えるメリットもないから同じ形式を繰り返しているのだろうけれど、これでは放送後に要点をまとめたページを確認するだけで十分に感じてしまう。ゲームとしても毎月、延々と同じことをさせられるばかりで、最も期待していたメインストーリーの更新が運営から軽視されすぎているのは純粋にプレイヤーとして残念でならない。新しく育成シナリオが実装されるたびに激しくインフレしていくのも、対人要素を遊ぶ上では楽しみより負担の増加が大きく、気持ちをカジュアルな方向に持っていかなければゲーム起動すら億劫になりかねない。
というわけで、だいぶ真面目に向き合うのが難しくなってきたコンテンツではあるけれど、新規実装キャラクターの広がり方、可能性については素直に大きな期待感を抱いている。リリース当初には考えられなかった様々な馬主の協力を得て、ようやく「やれること」が増えてきたように見える。ストーリーを作るにあたって、一部の競走馬を使えないばかりに身動きが取れなくなる苦しい状況が続いていたように見えていたから、直近半年ほどの流れには感動すら覚えるのだ。
ゲームとの付き合い方は、一時ほど熱の入ったものではななくなるかもしれないが、今後のさらなる発展については注目を続けていきたい。まずは無事に3周年関連のキャンペーンが進行することを願っている。
