K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240209)

どうやら肉の日らしいが、今日は肉を食べなかった。多少の栄養バランスを意識しているとはいえ、食事の内容については無関心すぎて、具体的な食材へのこわだわりは皆無と言っていい。要するに、エネルギーや炭水化物、たんぱく質や脂質や食物繊維といった基本的な項目の数字にのみ注目しているせいで、常人が日常的に摂取するようなメニューとは食事の中身が乖離してしまっている可能性が高い。
肉といってもメジャーなもので牛豚鳥と三種類が挙げられるけれど、私は様々な観点から鳥肉しか評価することができない。日頃から、その日に肉を食べる確率は50%くらいなのだが、そのうち鳥肉が占める割合は80%以上だ。余計な脂肪分が少なく消化吸収しやすい点、安価なわりに他の二種類よりも栄養価の面でコスパが良好な点などが主な理由だ。あとは個人的な好みの問題にはなるが、嫌な臭みがなく食感も悪くないから、咀嚼しやすいところも好感が持てる。
たまに気分を変えて豚を食べることもあるけれど、牛に関しては昔から相性が悪い。好む人間の多い焼肉なんかは、食べたの日の夜に高確率で胃がもたれて眠れなくなるから、ここ数年はネガティブなイメージしかないし、食べやすいよう調理するにしても常食するにはコストがかかる。あるいは、おそらく一般人が当たり前のように食べているであろうジャンクフードのハンバーガーだとか牛丼といった品々は、もう何年も口にしていない。最近は割高になってきたから余計に食指が伸びないというのもあるが、本質的に欲しくならないのだ。最後に食べたのがいつだったのか、本当に思い出せない。
肉を食べないなら、どうやってたんぱく質を摂取しているのかという話になるけれど、現在は大部分を大豆製品とプロテインに頼っている。たとえば豆腐はいつでも気軽に食べられる素晴らしい食品だし、スーパーに行けば必ず数パックまとめ買いする。プロテインは昨年の後半から使用を始めたが、増量効果が出ているかはともかく、確実に日頃の不足分を補ってくれてはいるだろう。あとは月に数回、豚肉と同程度の頻度で魚も食べている。海鮮系、特に甲殻類や貝類は死ぬほど苦手な私だけれど、魚類なら問題なく食べられるのだ。生よりは火が通っているほうが好みではあるけれど、臭みが抑えられているならなんでもいい。
幼少期から食欲に乏しく、親が期待するほど食べることのない子供だったせいで、身長は平均まで伸びることはなく、体重は標準帯に届いたことが一度もない。それでも、今のところ致命的な健康問題には発展していないのだから、やはり大事なのは生まれつきの体質や遺伝子であって、普段の食事なんて適当でもいいのかもしれない。