K's Graffiti

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生存記録(20240210)

今日は将棋の朝日杯準決勝および決勝が行われるということで数日前から密かな楽しみにしていたのだけれど、生活リズムを昼型に合わせることができず、半ば徹夜状態で視聴に臨むことになった。
多少の無理をすれば起きていられないわけではないものの、前半の準決勝はともかく後半の決勝が始まる時間帯になると、いよいよ眠気がピークを迎えて目を開けているのが難しくなってくる。朝日杯というのは持ち時間の少ない棋戦だから、目まぐるしく局面が変わって退屈することがない点が特徴であり、他のタイトル戦などと違って時間あたりの満足感が非常に高いという印象を抱いている。だから、できれば万全の状態で観戦したいところではあったのだが……諸事情により仮眠すらできなかったので、眠気との戦いになってしまうのも仕方ないところではある。
なお、将棋の内容に関しては極めて高度な読み合いが繰り広げられていて、ほぼ素人の私としては理解できる部分が少なかった。とりけ終盤は、大盤解説もほとんど当たらないくらい難解な展開が続いていたので当たり前の話だが、これを現地の解説すらない対局会場で眺めていた大半の観客は、はたして楽しめていたのだろうか。
対局終了と同時に私の気力も尽き果てて、すぐに意識を睡眠の中に沈めた。夕方から眠ると起きるのは夜中になるため、また翌日の生活リズムが乱れないわけもないのだが、外出予定はないし構わない。大事なのは、溜まった眠気を満足するまで解消して、反動を残さないことなのだから。
それにしても、普段は消化時間の都合上、一日三食が難しいと感じて二食が基本となっている私だけれど、たまに頑張って起きている日には三食目に至ることができるため、栄養摂取の観点から言えば活動時間を延長するほうが望ましい気がしてきた。それで寝不足に陥っていては本末転倒ではあるものの、寝る時にはたっぷりと寝て、それでいて一日を24時間ではなく28時間くらいの感覚で捉えるようにするなら悪くないように思う。身体が適応できるかが焦点にはなってくるけれど、世間一般の「時間」に縛られないリズムを試してみるのも一興かもしれない。