K's Graffiti

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生存記録(20240211)

今年に入ってからというもの、競馬観戦のモチベーションが低下している。一応、重賞レースをチェックしてはいるけれど、欠かさずにリアルタイムで見ているわけではないし、そもそも事前に情報を集めて真剣に予想するということがなくなってしまった。
本番はGⅠシーズンが始まってからなので、それまでは適当に気が向いた時に楽しめればいいとは思うのだが、よくスケジュールを確認してみると来週にフェブラリーステークスが迫っていて驚愕した。ああ、もうそんな時期なのか。急に気持ちを切り替えることも簡単ではないから、予想するにしても非常に軽い形にはなりそうだけれど、ともかくこんな調子では心の準備が終わらないうちに春のクラシックが開幕しかねない。
実際のところ、今年の世代はどうなのだろうか。昨年末の2歳重賞は一通り目を通しているものの、成長の過渡期にある競走馬たちの相対的な能力の位置付けは簡単に上下しそうだから、現状この馬が絶対的なクラシック候補、というイメージが持てていない。明らかに世代の中で突き抜けた強さがあると確信できるような、たとえば昨年のリバティアイランドのような存在がいればモチベーションを上げることも難しくないのだが、まだ私の目にはほとんど横並びにしか見えていない。ダノンエアズロックとレガレイラには注目しているところではあるけれど、実際にレースで応援したくなるレベルに到達するには、もうひと押し活躍する姿を見ておきたいところだ。「今年はこの馬」というのが決まれば、自然とクラシックレースに向けた気持ちが整ってくる。好きになれる馬を見つけられるかが、競馬を楽しむための最大のポイントかもしれない。ちなみに昨年以前について書いていくと、リバティアイランド、イクイノックス、シャフリヤール、コントレイル、だった。案外、春の前の段階で能力の見極めは済んでいるらしい。
ともあれ、来週から徐々に競馬への関心を取り戻していく必要があるため、今後は少し意識的にアンテナを伸ばしていこうと思う。