K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240212)

今日は絶対にやらなくてはならない、ということがなく暇だったので、余った時間を睡眠に充てることにしたのだが、冬の寒さの影響かぐっすり眠ることができた。普段から目覚ましアラームに頼らなければならない日は少ないとはいえ、なんとなくこの時間帯には起きていたほうがいいだろうと適当に設定してしまうことが多い。今日はそれもなく、身体が満足するまで自ら睡眠を許可する形を取った。
不思議なもので、もうこれ以上は眠っていられないと思って布団から出ても、再び横になると簡単に眠れてしまう。もともと寒がりなこともあり、痩せすぎという体質的な問題もあって、冬の冷気には極端に弱い。おそらくエアコンの設定温度をもう少し上げたほうがいいのだろうけれど、ともかく布団の外と中とで温度差が大きいせいか、起きて活動していると体力の消耗が激しいらしい。起床から数時間しか経過していないのに、全身を温もりで包むとあっさり意識が飛んでしまう。
昨年の春から夏にかけて不眠症で悩んだ日々が嘘のように、現在の私にとって睡眠の難易度は大幅に低下している。気温に助けられている面も大いにあるため、また暖かくなってきたらどうなるかわからないが、元来の眠るのが苦手だった私からしたら今の状態は幸福度が高いと言えるかもしれない。
一方で、眠りすぎなのも問題ではある。たまに10時間程度の深い睡眠を取るくらいなら構わないのだけれど、ほぼ毎日10時間以上も睡眠に奪われてしまうとなると活動量の低下は免れないため、これが続くようなら対策を考えなければならない。まぁすぐに眠くなって仕方ないというよりは、横になると一瞬で寝落ちしてしまうだけなので、ちゃんと起きていると決めた時間帯は身体を起こしたままでいれば、特に困ることはない。集中して取り組める作業を用意してやれば、脳が過剰に休息を求めることもなくなるだろう。
ただ、やはり深夜帯の寒さは大敵だ。手先足先から全身へ、筋肉を強張らせて活動能力を著しく減少させてくる冷気は、己の意思とは裏腹に、身体を起こしたままでいることを否定してくる。時間の使い方に関して何か具体的に目的を見出しているのであれば……つまりその日に時間を割きたい出来事を予定しているのなら、多少の電気代は許容して快適な環境整備に努めるべきなのかもしれない。