K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240221)

ここ数年の様々な過程を経て、いよいよ他人は信用できないという考えが強固なりつつあるため、もはや約束が守られない程度では何も感じなくなってきた。さらに、一向に連絡が来ないのであればそれはそれで構わないと達観さえしてしまう。結局、相手にとって本気の事柄であれば長く放置することはないはずなので、これほど頻繁に音沙汰なくなるということは、大して重要な案件ではないわけだ。そのつもりなら、私だって無駄にコストを支払うことは避けたい。
しかしながら、これから数か月ないし数年にわたって入ってくるはずだった予定が一気に失われたとなれば、今後の明るい見通しを立てづらい。ぼんやりとした希望でしかなかったから、もとより過大な期待など抱いてはいなかったものの、ある意味で宛がなくなったわけなので困るのも事実ではあるだろう。まぁ信用できないと思いつつ、どこかで信じたくなっていた私が悪いのだが。
迫りつつあるデッドラインから逃れるため、この春からは怠けてばかりでは詰みかねない。体力との兼ね合いもあるが、本格的に動ける体制を整えていかなければ現在の生活は脆くも終焉を迎えることだろう。とはいえ一朝一夕で何かが急速に変わるわけもないため、おそらく具体的な軌道が見え始めるのは早くとも夏以降、つまり半年近くは死ぬ間際で耐え続けなければならない……かもしれない。基本的に世の中は厳しいものだけれど、それと同時に甘いところもあり、一見すると駄目そうに思えてもなんとかなってしまう側面がある。必ずしも今のスタンスで生き延びられるとは限らないが、もし絶望に直面したらそれも人生経験だと前向きに受け入れようかと思う。ぬるま湯に浸かったまま自ら変化することは困難を極める一方で、何かしらを強いてくる環境に身を置けば嫌でも適応できてしまうのが人間というものだろう。そのような本能が私の中にまだ生きているのか不明ではあるものの、己の怠惰な性質を是正できないのなら、あえて死ぬ寸前まで状況を悪化させるのも、むしろ効率的な手段となり得るのではないかと考える。そのまま本当に死んだら元も子もないが、それもまた人生なので仕方ない。