K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240225)

エアコンから放たれる温風の効果か、このところ軽い昼寝のつもりで横になると、うっかり3時間ほど眠ってしまうことが珍しくない。無意識に蓄積している睡眠不足を解消するという意味では決して無駄ではないと思うため、寝起きに多少の悔いはあれどネガティブな感情に浸ることはないのだけれど、一歩間違えれば平気で次の日になっていそうな感覚があるため、寝る前にアラームの設定が欠かせなくなっている。
脳の要求に従って身体を存分に満足させることも悪くはないのだが、一日の終わりという位置付けの就寝と軽い気持ちの昼寝とでは、やはり時間の使い方に対する価値判断が異なるものだ。昼寝から起きた後に何かしら具体的な成果を上げなければならない……というわけではないものの、そこには細かく書ききれない無数のルーティーンが存在するため、崩すわけにはいかない。というわけで30分前後で起きられたら理想的なのだが、昔から眠るのが上手くない私はその時間を器用にコントロールできないでいる。後に予定の入っている日なら目覚ましの鳴動音1コール目で覚醒することも容易である一方、そうでない日は本当に動けなくなってしまうのだ。
ふと天気予報を確認すると、ここから先は比較的気温が安定しそうに思える。この週末は雨の影響もあってか、真冬に等しい冷え込みを感じる瞬間があった。最高気温が2桁に届かないと、いくら暖房に頼ったところで空気は冷たいままで、脂肪の少ない私の肢体はすぐに芯まで冷えてしまう。春が近づけば風が強くなったり花粉が飛び交ったり、必ずしもメリットばかりではないものの、ほぼ在宅の私にとっては過ごしやすい気温こそ何よりも重要と言っていい。健やかな毎日を送るためには、身体的にも精神的にもストレスの少ない環境を構築することが不可欠であり、その意味で冬は人生における大敵そのものなのだ。
そういえば、住宅環境における変化として先日に新しい隣人の話を書いたけれど、今月の半ばあたりから一切の物音が聞こえてこなくて、何やら不審な気配を感じる。いや、私としては静かで構わないのだが、はたして本当に入居したのかすら疑問に思ってしまう。買い出しのためスーパーに向かった際、インターフォンの電源が入っていないことを確認した。電気代の無駄だから留守にしている間はブレーカーを落とすタイプなのかもしれないけれど、冷蔵庫を設置していたら現実的ではない行動だし、あまりにも生活感がないのだ。この手の契約でクーリングオフなんてことはないと思うが、どういうつもりなのだろう。