K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240226)

主にスマホゲームにおいて一般化しているガチャというシステムだが、その身も蓋もない攻略法を言ってしまえば、「当たりやすい時に引くべき」となる。一見すると意味がわからないような表現というか、確率が表記されている以上どのタイミングで引いても排出率は同じであって、出るかどうかは運次第という考え方が妥当ではあるだろう。しかしながら、様々なゲームのガチャを引いてきた経験上、この「タイミング」というやつは非常に重要であると断言できる。もちろん、証拠はないのだが。
内部的な処理は知らない。ただ、いわゆる疑似乱数として実装されているとするならば、その結果は時間ごとに完全なる均一ではなく、適当なバラつきを持つはずだ。要するに、部分的に取り上げると著しく偏っているということになる。長い目で見れば当然、確率は収束するものだけれど、プレイヤーとして使えるリソースは有限なので、その数字が収束しきるまでガチャを回すわけにはいかない。だから攻略法というのは、可能な限りアタリの偏りを狙って引いていくことを示す。
まぁそれが事前にわかれば苦労はしないし、天井に怯えることもないわけで、実際に乱数を見極める方法が確立されてしまったら商売として成立しない。机上の空論というやつだ。
ただ、ちょっとした意識の積み重ねによって得をすることがないわけではない……と思っている。単なる幸運に恵まれているだけかもしれないが、実のところ直近半年ほどの私はガチャでほとんど負けていない。それも、複数のゲームにおいて実践できているから、無駄に自信が生まれてしまっているところはある。
具体的に何をしているかというと、まず引きたいガチャがあったとしたら、とりあえず引いてみる。アタリ率が業界標準の3%だとして、思いきって50連くらいは回してしまっていい。その時点で1枚も出ないようならストップし、逆に1枚でも出ていたら継続する。つまり、これは今の私が出やすい状態にあるのかどうかを確かめているわけだ。次の50連でも同じような判断をしていって、その日のうちに天井まで向かうか翌日以降に委ねるかを決めていく。やってはいけないのは、まったく出ていないのに熱くなって勢いで回してしまうことだ。なるべくハズレのゾーンを回避することが、疑似乱数の波を乗りこなして石を節約するコツとなる。
今朝方、ウマ娘の無料10連でSSRが出たのだけれど、「今だ」と思いそのまま一気に回してみた。結果は本日分240連でSSR9枚、さらにピックアップが内7枚と仕事をしてくれたので、無料ガチャ最終日に少し追加で天井まで引くだけで、オルフェと友人の両方を完凸できそうな状況になった。出ない時には200連で1,2枚ということも平気で起こり得るから、嫌な気配を感じたら中断してタイミングをずらしていくことが微課金ソシャゲライフにおいて肝要なのではないかと思う。