K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240304)

春に近づくにつれて思い出すのは昨年の苦しかった不眠症の期間なのだが、ここ数日の身体の状況を分析してみると、何やら嫌な予感がして仕方ない。というよりは、もう始まっている可能性すらある。眠りの質が極めて悪いのだ。
就寝前、猛烈な眠気によりこれ以上は意識を保っていられないとさえ感じる状態で横になっても、爆睡できるわけではなく浅い眠りが延々と続くだけで疲れは取れないし、たとえば6時間は休むつもりであったのに4時間そこそこで目を覚ましてしまう。入眠するまでに1,2時間を要していた当時と比べたらまだマシではあるのだけれど、寝起きのコンディションおよび起床後からのパフォーマンスを鑑みるに、睡眠行為に期待している効果が果たされていないことは火を見るより明らかだ。
不眠症が治った夏場や、快適の極みである秋、寒さ厳しい苦手な冬でさえも、隣人の邪魔さえ入らなければ眠りにストレスを覚えることはなかったというのに、僅かに春の兆しが見えたタイミングでこうなるのは、いったいなんの因果だろうか。しかし、相変わらず夜から朝にかけては真冬に匹敵する寒さを感じる日々なのだから、仮に体質が春を拒むようになったのだとしても、まだ数週間は先のはずなのだ。どうして今、なのだろうか。
まぁ確かに、日々の営為とは関係のない方面に関して、つまり一般的に言う将来への不安のようなものを、決して抱いていないわけではないと思う。それほど自覚がないだけで、心の深層においては強いプレッシャーが生じているのかもしれない。じわじわと、その悪い影響が顕在化しつつあり、結果として不眠症という形になっているのではないかという話だ。春というのは、人によっては新生活が始まる時季であり、諸々の更新が行われることも多い。否が応にも、今後について考えさせられるというのはある。
あくまでこれは推論だし、もっと食事と運動に気を遣えば一瞬で解決する悩みかもしれない。ただ、やはり現実から逃げ続けるばかりでは近いうちに終焉を迎えてしまうのも事実なので、そろそろ重い腰を上げて向き合わなければならない。今年の目標は基礎体力を整えることで変わりはないが、ひとまず今月の大まかな目標として、新たに前を向いて動き始めるための準備という項目を追加しておくことにしよう。