K's Graffiti

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総力戦シーズン64・ペロロジラ(屋内)結果

弱いボス、強いボス、戦いやすいボス、戦いにくいボス、特徴は様々に分かれているけれど、ペロロジラに関して言うと楽なボスでないことは明らかだ。HPが多いだけでなく、その圧倒的な防御力によるダメージ軽減が強力で、ギミックを理解した上で適切に対応しないと殴っても殴っても削ることが難しい。
現状、Tormentにおいては1凸撃破が不可能なこともあり、いくらユーザーが増えたからといって、そう簡単に攻略できる戦力が揃うわけでもないため、事前に予想していた通りボーダーは緩い結果に終わった。

 

経験者からすれば、輝くペロロミニオンを倒せば固定ダメージが入るギミックもあることだし、ちまちま多凸で削れるという意味では楽な部類に入るだろう。ただ、基本的には防御デバフや範囲攻撃が要求されるだけでなく、最も重要な白熱眼光への対応については持ち物検査感が否めないこともあり、そもそも挑戦のハードルが高い印象はある。
ちょうど現在復刻中のナツとレイサがいなければ、私も無理に挑もうとは思わなかったかもしれない。アロナは商売が下手なのだろうか。

編成については今回、主に3パターンが主流だったように思う。従来のバニーカリン型、新しく加わったイブキちゃんを活用したイロハ型、そして水着ハナコ型だ。それぞれの手持ち状況や通しやすさから、前半後半で3パターンのうち2つを使う人が多かったように見受けられる。まぁ最上位では水着コハルが使われていたわけだが、固有3必須のようだから私には無理だった。
ちなみに、全パターンを試してみたのだけれど、安定感という点で言えば水着ハナコ型が圧倒的だった。確かに昨年の大決戦では最適入りしていたけれど、あれは屋外だったからであり……いくらレベル装備が上がったとはいえ屋内の適性はDなのに、あっさり半分も削ってしまうのだから相変わらずフェス限の火力は意味がわからない。

総力戦S64屋内ペロロジラ_編成

開催前半は助っ人のバニーカリンを使っていたのだが、2凸に収めようとすると会心ガチャが大変なだけでなく、速度的にも劣るということで、なるべくベストを尽くしたい方針には合わなかった。もちろんクリアするだけなら、日課をこなすだけなら3凸で十分だから、バニーカリン型にもメリットはある。

一方のイロハ型は、私の育成状況では非常に過酷な、針に糸を通すような試行が要求された。まず星4のナツでは普通に死ぬ。都合よく虎丸がペロロミニオンを掃除してくれないと、通常攻撃で削られてしまって耐えられなくなる。
正月カヨコも星3で心許ないし、何より肝心のイブキちゃんの育成が中途半端というのが問題だった。イブキちゃん自身のステータスは誤差かもしれないけれど、EXスキルのレベルが4なのだ。なぜ上げていないかというと、この子も高純度のヴォルフスエック鋼鉄を求めてくるからであって……つまり、近々復刻されるかもしれないナギサ様や、来週から始まる大決戦グレゴリオで使うかもしれない水着サキなど、同じオーパーツを必要とする育成待機列が存在しているため、軽率に消費するわけにはいかないという事情があるのだ。加えて、レポートや装備もセトの憤怒攻略のためにカツカツなので、なるべく節約したいという気持ちがあった。

そんなわけで、虎丸の会心ガチャに加えてナツの生存ガチャ、カヨコのポジションガチャなど、通さなければならない試練が多数ありつつ、なんとか上振れを引いた回で最終3桁に残れるスコアを出すことができた。
コンマ数秒単位の調整などもあって非常に面倒だったし、正直もうやりたくない。

最終的なチナトロボーダーである20000位のスコアは27,590,400、クリアタイムにして2分55秒833ということになる。以前の感覚だと驚くほど速いタイムだが、イブキ砲が強すぎてそうでもないらしい。
Insaneは開催2日目にバニーカリンで適当にクリアしただけで、以降は試してすらいないため実際どれだけ大変だったのか知らないけれど、おそらくTormentをクリアできる人にとってはTormentのほうが楽だった可能性が高い。まぁTormentクリア者が10,428人しかいないため、InsaneのTAも楽なほうだったのではないだろうか。
他のボスにも言えることだが、1凸が当たり前の環境になってしまうとアドリブの介入余地が少なく、誰もが同じチャートで機械的な作業をするだけになり、ちょっとした下振れも許容できなくなるから面白くないのだ。時間のある人と運の良い人しか幸せにならない。

今のところチナトロだけなら余裕、そして頑張り次第で3桁が狙えたり狙えなかったりという立ち位置なので、程よい感じで楽しいブルアカライフを歩めている。しかし、ここから上を目指そうとすると本当に大変なのだろうと思う。星上げを躊躇しているサポーターたちを固有2まで引き上げて、時には自前で固有3アタッカーを用意しなければならない。あまりにもカケラが足りないから、ちょっと現実的ではないだろう。
バフ時間と耐久が強化される正月カヨコとキャンプハレくらいは、さっさと投資してしまったほうが結果的にお得という話もあるかもしれない。けれど、星3でもクリアできている状況で無理をする意味はない。ほぼ無課金の微課金にとって、カケラの使いどころは慎重に見極めなければならないのだ。

 

来週の大決戦グレゴリオは、今回よりもさらにボーダー争いが緩くなると予想する。ひょっとしたら、Insane3種でチナトロ確定なんてことになる可能性すらあるだろう。
一見かなり複雑なギミックに一定数のデバッファー要求と、編成の難易度から高い。スキル回しのタイミングもシビアであるから、Insaneの中では最も格が高いと言っていい。適当にEXスキルを撃っていれば倒れるヒエロニムスやビナーとは、まるっきり性質の異なるボスだ。

昨年の初開催時にはExtreme最上位がギリギリでチナトロから漏れるという面白シーンがあったわけだけれど、プレイヤーが強化されているとはいえ3属性分を通すのは手間が大きい。Tormentなんて、マコトがいるとはいえナギサとミノリの火力には及ばないだろうから、久々にクリア者3桁で終わるかもしれない。
そもそもミナ未所持の私には挑戦権すらなさそうなので、大人しくInsane3つを頑張ることにしたい。