K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

忙しい

これまでは適当にダラダラやっていたら終わっていた仕事が、先週あたりから途端に忙しくなった。単純に面倒な作業が増えただけで、難易度が上がったというわけでもないから、これまでどおり適当にやっていれば終わるものではある。
ただ、興味が湧かなくて面白味が少なく、延々と変わり映えのない時間が続いていると結構な苦痛を感じるので、やはり向いていないのだと思う。

 

誰でもできるけれど、誰かがやらなくてはならない仕事というのは必ずあって、主に若手にあてがわれることの多い作業。そう言ってしまえば役に立っている感じがして聞こえは悪くないかもしれない。
気に入らないのは、それって本当に必要なことなのか、という疑問が絶えず出てくるところで、正直なところ仕事そのものに対して大した意義を感じない。やらなくても、正常に回る。でも決まりだからと、無理やり余計な仕事を作っているようにしか思えない。

割と歴史のある大きめの会社にはありがちなことなのかもしれない。何か言ったところで変わらない可能性のほうが高そうだし、もし進言が通ったとしても浮いた時間に厄介な作業を割り当てられたら、たまったものではない。別に会社のために生きているわけではないのだから。
もうしばらくしたら離れるということもあって、何かを変えてやるという意欲はもはや湧いてくるはずもない。

ちょっと前の気楽な労働生活に馴染んでしまったせいか、こうやって忙しくなると体力に不安を覚える。好きなことなら問題ないというのに、そうでない(むしろ嫌な)ことばかりに時間と労力を奪われている期間が続いていると、精神まで疲弊してしまうから困ったものだ。
夕方の時点で眠気が身体に重くのしかかるようで、食後、この日記を書いている最中もこれからどうしたものかと、半ば呆けたように過ごしてしまっている。非常にもったいない。クリエイティビティとは対極にある状態に陥ってしまうので、メンタルがすり減ったら何よりも優先して回復に努めなければならない。
精神状態を元に戻すために最も有効なのは睡眠だが、もう一つは心に負荷がかかる状況から逸脱すること。嫌なことを考えないでいられるようになること。はてさて、平日にそんな真似ができるものだろうか。土曜日ですら、貴重な時間を無駄にしたくないという想いが強すぎるあまり余計に精神的に疲れてしまう(そして平日の身体的疲労の反動で大半は無駄になる)くらいなのだ。長期休暇くらいしか解放される術は今のところ存在しない。

ちょっと、絵を描くために費やせる時間が先週くらいから激減してしまっているので、どうにか改善できないものかと思案しているところではあるのだが、結局は体力と時間の問題なので、仕事の負担が減るまで待って耐えるくらいしか思いつかない。
でも流石に、週末までにガッツリ描く機会を作れないと、ウズウズしすぎて気がおかしくなってしまうかもしれない。そうなったらそうなったで、文章のほうに味が出やすくなるから、まったく悪いことではないという風にも考えられるが、やっぱり嫌だな。