K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

今後の計画

あれがやりたい、これがやりたい。目標を達成するためには、計画を立てることが重要だ。
しかし私の場合、計画を練っている時間は楽しくて無駄にこだわる一方で、いざ始めようとすると、その通りに実施することがとても困難であることが多い。
細かく決めすぎると窮屈で、我慢できなくなり放棄してしまう。


何日から何日にはこれを、何時から何時まであれを、みたいに設定していくと、一見完璧に思えるスケジュールが出来上がる。けれど、どこかに穴が空いた場合にカバーする方法まで考慮していないと、必ず失敗する。寝すぎてしまったり体調が悪くなったり……そして、それらの発生頻度はわりと高い。

受験時代には一週間分の計画を日曜に作成して、それに則って学習に励んでいた。
前の週でうまくいかなかった部分は毎週改善していったり、自由時間を多めに確保したりするなど、かなりの余裕を持たせて勉強に取り組んでいたから大きく破綻こそしなかったけれど、あまりにも精神的な締め付けが強くて、終わってからは二度とやりたくないと思ったくらい、実際のところ負担が厳しかった。
人間は基本的に、過度な拘束には耐えられないように出来ている。他人から与えられた課題ならまだしも、自ら設定して行動を縛るのは相当な精神力が要求される苦行であって、短期的には見込みがあっても長続きはしないものだ。


さて、私は今、新しい目標に向かって歩み出そうとしている。
計画を立てなければ、とは思うものの、自らが決めたスケジュールに精神を犯されて壊れてしまう危険性を一応は理解しているつもりだ。
長期的にはぼんやりと、大まかに考えてはいるけれど、その具体的な過程については非常に不明瞭だ。
このままでもいいかな、わからないまま飛び込んでみても、ある程度はなんとかなるだろうし、と楽観している自分がいる。他方で、想像もつかないくらい、とても険しい道のりになるだろう、と危惧している自分もいる。
こういうのはたいてい、一言で語られるものではない。想像以上に失敗することも、あるいは成功することも、側面としては含まれることになるはずだ。
よく不透明な先行きに対して、事前に深く考えても当たる可能性は低い。だから結論としては、今の段階では大まかでいいのだと思う。

長期的にどうするか、現時点では妄想以外の何物でもないが、ちょっと掘り下げてみよう。
2020年秋以降、新生活が始まる。それから2021年はまるまる知識・技術の獲得に向けて勉強に打ち込んでいく。
日々の生活スタイルは始めてから自分に合った形に収まっていくとして、定期的なアウトプットは積極的に外に出していくことにする。すぐに良好な反応があるとは思っていないから、この期間は長く苦しいだろうけれど、とにかく腐らないようにだけ気をつける。
2022年には、前年に身につけた力を徐々に形にしていけるのが理想だが、ここまで先の話になると想像が難しい。もしかしたら2021年中に次のステージに進んでいるかもしれないし、2022年の後半になっても明るいビジョンが見えていないかもしれない。前者であれば流れに身を任せるのみだが、後者の場合は修行が三年目に突入することも視野に入る。
今の資金的には、おそらくリミットは2023年の春から夏くらいまでがギリギリといったところ。それまでに形にならないとしたら悔しいことだけれど、折れたくはない。その後の方針は、そうなってから考える。

いずれにせよ、スタート地点に立たないことには始まらないし、私自身が赦せないだろう。納得できるまでは環境が変わっても続けていくことになると思っている。
これから約二年間は、だから文字通り、人生を賭けた戦いとなる。頑張るぞ。