K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

変わり目

つい先日まで暑いなぁとか思っていたら既に冬の入口に近づいているようで、今年も秋の短さを実感する季節になった。
こういう日は身体が硬直してしまうし、あらゆるやる気が削がれてしまうので、体温というのはとても大事だなと思う。

 

近づいている台風の影響もあるにはある、かもしれないけれど、不調を感じる主な要因はやはり寒さだろう。皮下脂肪が少なすぎる私は、今回の冬も厳しい毎日を強いられそうで先が思いやられるところ。
このところ、外出機会はあまり増えていないものの、家の中でよく身体を動かすようになった。ストレッチや軽い筋トレはすっかり習慣と化し、日記を書くのと同じように、やらないと気持ち悪さを覚える。
だから基礎体力は少なくとも一か月前よりは上がっているわけで、このまま継続していけば寒い季節を乗り越えることもできるんじゃないかという気になってくるけれど、本格的に気温が低下し始める来月は今と異なる環境で生活しているはずなので、いまいち見通しが立たず不安を感じる。

徹夜をしたり無理に早起きをしたり、生活リズムの実験をしてみてわかったことは、たとえ調子がよく思えたとしてもそれは短期間に限った話であって、イレギュラーはイレギュラーに過ぎないということ。他者に要求されず自らの意志だけで続けていくには、あまりにも負担が大きかった。
数日前から、常識的な時間に寝て起きる形に戻しているけれど、どうやら当たり前ながらこれが正解らしい。普通と少し違うのは、絶対的な時間制限がない分、日によって一時間程度の誤差が生まれることだけれど、むしろ余計なストレスや睡眠不足が発生しないという点で理想に近い。
適度に運動して、下手に夜更かしさえしなければ、基本的にすべてがうまく回るような気がする。

 

ようやく生活リズムについての迷いが少なくなってきたので、残った課題としては、時間の使い方について考えなければならない。
大まかに言ってしまえば、起きてから寝るまでに何をするか、それぞれにどれだけの時間と体力を使うか、ということ。たとえば学生の時間割のような、それに従っていれば毎日の取り組むべき作業が消化されていくというもの。
日々、起きてから何をしようかと頭を働かせる、なんてことも無理ではないが……まぁそう簡単にすべき事柄が決定するなら悩みなんてそもそも発生しないはずなので、あまりに全体像をぼんやりとさせすぎているのは、ちょっと効率的ではない。考えているつもりでうだうだしていたら、一瞬で日が暮れてしまう。長期的には二年という制限を、一応は自分に課しているわけだし、あまり無駄を常態化させたくはないのだ。
やはり曜日単位で課題を設定するのが、人間には合っているような気がしている。そうすれば曜日感覚を失うことはないだろうし、起きるたびにちゃんと気分を切り替える必要があるからモチベーションも保てそうだ。

毎日やること、週に何度かやること、など。だいたい頭の中には構想が出来てきているから、この後に必要なのはイメージがブレないように、文章とか図にして整理することだろうか。印刷して壁に貼っておけば、それっぽくなりそうな感じだ。
まだまったく実感がないというか、焦りがなくて動き出せていないのが困ったところだけれど、月曜あたりから本格的に準備を進めないとなぁとは思う。
いい加減すぎて、こんなことで大丈夫だろうかと心配している自分がいるが、一方で大丈夫に違いないと楽観視している自分もいる。こういうところで大きなミスをしたことは確かなかったはずなので、とりあえず後者を信じてみることにしよう。