K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

無気力の嘆き

日々の刺激の低下が顕著で、毎日続けている日記を書くネタに困り始めた今日この頃、何か新しいことができたらとは思いつつも、既存の課題すら満足に消化できていない状況では気持ちを切り替えることも難しい。
というわけで、ちょっと対策を考えたい。

 

極論を言えば、特にイベントがなくても生きている限り日記を書くことはできる。生きている……つまり思考を働かせることができるなら、それをアウトプットするだけで日記と言い張ることができるからだ。
今日のこの文章だって、特定のテーマがあって書いているわけではない。ネタがない、どうしよう。ただそれだけの思いから、適当に言葉を並べているだけのこと。

そもそもなぜ、日記を習慣にしたのか。原点に戻ってみると、それは文章作成能力を衰えさせないため……だった気がする。他にも細かい理由はあるけれど、大まかに言えば慣らし運転のようなもの。
だから内容は二の次で、ある程度の長さの日本語が定期的に生み出せているなら問題はないということになる。そう、問題はないのだ。
仮にネタ切れであっても継続できていればいい。考えてみると、それほど難しくはないのかもしれない。

このところの反省点としては、日記の内容ばかりではない。長期的な目標を達成するために設定した課題を上手くクリアできていないことによるストレス、いつまでも正せない生活習慣、それに加えて寒さに起因する運動不足……要するに、以前も書いたように季節的な要因が最も大きいのだろう。
半分くらいは春になれば解決するはずだ。
一つ気がかりなのは、最低限の課題として確実に実施できているのが、日記を書くことだけだということ。
身体能力や体力の維持のための運動は、二日に一回程度の頻度に減少したストレッチくらいで、ウォーキングはサボってしまっているから筋力の低下は著しいことだろう。また体重が減ってしまう。
画力向上に関しては年末に少し頑張ったきり、調子の波が上向いていない。一か月ほど前の想定では一月中に勢いを取り戻すはずであったので、やや遅れ気味……ではあるけれど、残り十日でチャンスがないわけではない。
どちらかと言えば気力と体力に密接に関わっているから、しっかりと休養さえ取っていれば、大丈夫なはずなのだ。

やはり、好きなことを追求するための課題もいいのだけれど、生活習慣の改善が一番の大きな課題かもしれない。すべての土台が崩れている状況では、うわべだけ勢いづいたとしても後に続かない。
今日明日というレベルの仕事が求められているわけではないのだから、週レベル、月レベルで整えることを考えていかなければならない。
という風に分析をしてみるのだが、人間というのはどうしても近視眼的で、先のことと言ってもせいぜい一週間後くらいしか具体的に想定することはできないものだ。
何か月にもわたって計画的に物事を進めることができる人は本当に凄い。軽く試してみてわかったが、まだまだ甘い私には数週間が限界だった。

何はともあれ、まずは基本的な生命活動の安定感だ。それを取り戻さなくてはならない。
まだ就寝と起床の時間を修正するには日数を要する見込みなので、余った夜中の時間を効果的に使えるかどうか。
思い切って課題に向き合うことができれば悩みなんてすぐに解決するような気もするけれど、それがなかなか難儀なもので、自らの内側からエネルギーが溢れてくるのを待つこの時間が、非常にもどかしい。