K's Graffiti

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マイナ関連あれこれ

給付が云々という話は、貰えるのなら嬉しいけれど、貰えないからといって別に怒りを露わにするほどのことでもないだろうと思う今日この頃の、そういえばマイナポイントとかいうものについて、ほとんど知識がないことに気づいた。
マイナンバーカードは年初に作っているが、確かキャンペーンをやっていたような覚えがある。諸々の手続きを面倒に感じてしまう体質は、せっかくの恩恵を受ける機会を捨てかねない。

 

総務省のマイナポイント関連のページを見ていると、話題になっている30,000ポイントの件については特に案内がなかったけれど、記憶にもあった5,000ポイントが貰えるキャンペーンについて知ることができた。
四月末までにマイナンバーカードの申請を済ませた人間が対象で、それからマイナポイントの申込みを完了した後にチャージや買い物をすると、上限5,000円分のポイントが受け取れるというものだ。
付与率は25%と書かれていたから、たとえばクレジットカードをポイント対象に設定して申請すれば、20,000円の引き落としで上限分のポイントが貰えるということになる。

想定よりも利用者が少なかったのか知らないけれど、今さらこんな情報を知ったところで……と思っていたら、どうやら申込みおよびポイント対象期間が九月末から年末までに延長されていたらしい。
正直に言えば、5,000円程度のために面倒な申請作業を行うのは気が進まないところではあったものの、流石に今からでも間に合うと知ってしまったからには、逆に申請を完了しないと気持ち悪い。
というわけで、財布に眠っていたマイナンバーカードを引っ張り出し、マイナポイントの対象にする決済サービスを選んで、諸々の手続きを済ませた。

申込みが完了している状態なのは確認できたが、これが適用されてポイントが手元に入ってくるまでにどれくらいの時間を要するのか、軽く調べただけでは判明しなかった。
あまり強いこだわりはないし、忘れた頃に5,000円が降ってくる感覚のほうが嬉しいから当分は意識するつもりもないけれど、おそらく日常的に使用している決済サービスで使えるポイントに変換される形になるだろうから、用途は限定されることになる。
私の場合はクレジットカードなので、交換できるのはAmazonポイントか、GooglePlayポイント……最近は欲しい物がないし、このままいくとゲームの課金に消えていく可能性が低くない。
現金とは違って、失ってもそれほどダメージが大きくないのは不思議なところだ。この感覚のまま生きていくと近い将来に大損してしまいそうな気がするから、少しずつ時代に合わせていきたいところではある。

 

しかし5,000円だと端金感があるけれど、30,000円ともなると一気に消費できる対象が増えるから、アテにしすぎるつもりはないが、本当に貰えるなら素直に喜びたい気持ちもある。
自分の金で購入するには割高で躊躇ってしまう商品が実質無料で手に入ると考えれば、悪いことではない。

Twitterを見ていると、いまだにマイナンバーカードを作っていない人が大勢いることがわかる。
個人の自由とはいえ、マイナポイント関連の政策に文句ばかり言っている人は余裕がないというか、あまり人生が楽しくなさそうに見える。
まぁ配るなら一律100,000円がベストであるとは思うし、なぜマイナポイントが30,000という微妙な数字なのかは、私も疑問に感じるところではあるが。