K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

なんでもない日

いつものように早朝、布団に入って昼頃に起きられるよう目覚ましの設定をしたのだが、次に布団から出てきたのは夕方だった。
もちろん、アラームの鳴動に対しては迅速に反応したわけだけれど、それだけでは意識を覚醒状態に持っていくことができなかったのだ。
それだけ疲れていた……というか、睡眠不足が蓄積していたのかもしれない。

 

この一週間ほどを振り返ってみると、確かに生活リズムはかつてないレベルで乱れていたと言えないことはないような、そうでもないような……いずれにせよ、身体に負担がかかっていたような気はする。
具体的には、覚醒と睡眠を24時間で2周していた形になる。午前中の睡眠と、午後の昼寝……時間はそれぞれ3時間か4時間程度だったはずなので、合計睡眠時間は健康を維持できる長さを維持していたはずなのだが、おそらくレム睡眠とノンレム睡眠のバランスなど細かく見ていくと、非効率的だったのだろう。
目覚ましアラームで刹那、起きるチャンスを得た私だが、身体が根本的に発する睡眠欲に屈した。もっと、深い眠りが必要なのだ。そうでなければ、そろそろ著しく体調を崩すに違いない。
別に、本能的な何かが働いたとは思っていないけれど、明らかにパフォーマンスを落としかねないギリギリのところで保っていた心身の調子を、かろうじて守れたのは僥倖というものだろう。
予定通り正午くらいに起きたとしても、夕方に起きたとしても、活動時間中に取り組む内容に違いは生まれないのだから。

ぐっすりと、たっぷりと、これだけ時間を存分に眠りへと費やしたのは何週間ぶりか思い出せない。
おかげで、なんとなく身体が軽いような感覚がある。絶好調には程遠いが、絶不調からも随分と遠ざかったイメージだ。
とはいえ、日中の大半を睡眠に充てた影響は少なくない。一つには、この日記に書くネタを思いつくための余力が本当に僅かしか残されていないという悩みがあり、今日は特定のイベントやアクシデントなどもないから最低限の文章で終わらせるしかないだろう。
外に出るわけでもなくPCの前に座り続けているだけなのだから、当然のことではある。

 

よく私がネタに困った時に書いている話として、食事、または体重や散歩などのテーマがあるけれど、そろそろ変化がなくなってきて新たに書き残しておくほどのものでもなくなってきてしまった。
相変わらず栄養は不十分だし、低体重だし、散歩は過剰にハードだ。私以外の人間に真似をさせたら、数日で発狂しても不思議ではないくらいに、おかしな生活水準を継続している。
特に食事に関しては、一般人が普通に抱くような欲が一切ないため、無理をしているわけではないのだ。むしろ自然に、己が楽なように生きていると、食事が後回しになる。
脳の検査をしたら、何か生命として致命的なバグが見つかりそうではあるけれど、こういう変種が少数いることで未知の事態に適応できるようになっていると考えれば、低確率で私に向いた環境に世界が変化するということもあるだろう。

そもそも何を目指しているというわけではないのだから、普通に考えたら健康的な食事を摂り、健康的に健全な体重を獲得して、病気になりにくい体作りを心がけるべきなのだろう。
私からすると、あまりにも精神的なコストが大きすぎるわけだが……それに、私は意外と免疫が強いのだ。
もちろん出不精だからというのが最大の要因ではあるだろうが、インフルやコロナに罹患したことはないし、風邪もここ数年は引いていない。
改善しなければ死ぬ、というシチュエーションに見舞われない限りは、もう食生活を変えられないのではないかと半ば諦めている。