K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

異常痩せすぎモンスター

一昨日、そろそろ食料を買い足す必要があるのではないかと思った。翌日、一週間ぶりの買い出しに行こうと考えた。
しかしながら怠慢甚だしい私は、外に出るための準備を怠るあまりミッションの達成に至らず……それでもまだ、ギリギリ余裕は残してあるから、次の日ならどうにか間に合う。
残念ながら、そんな甘い希望は突発的な気怠さによって簡単に壊れてしまったのだが。

 

久々に何が言いたいのか意味不明な文章になっているような気がするが、起きたことは単純明快、ただ私が自分で決めた予定を実行に移せなかったという、よくある失敗に過ぎない。
特に外出系の用事は、他者の都合が関わる予定なら絶対に守るのだけれど、自らの気分で動かせるものとなると躊躇なく後回しにしてしまう。
私にとって外に出るという行為は勇気が要る……というか純粋に嫌なことなので、嫌なことから逃げる人間の性を体現していると思えば、別に不思議な話ではない。
たとえそれが、食料不足を招くのだとしても……食への関心に乏しく空腹感が発動しない狂った体質になってしまっている私には、なかなか危急の課題とはならないのだ。

冷蔵庫を開けて中を調べてみると、卵と牛乳、緑茶とトマトジュース、その他ケチャップやマヨネーズなどの調味料が入っているのみ。
冷凍庫は空に等しく、もはや待機電力がもったいないレベルでさえある。
買い溜めておいた食パンはとっくに消費し尽くしているし、残された食料は一週間分のパスタと、数食分のホットケーキミックス、数週間分のシリアル食品、それからBASE BREADが数日分といったところだろう。
普通の価値観、食事感覚を持った人間なら耐えがたい状況であるに違いないのだけれど、私はこれでも当分は生きていける自信がある。
食材に対して舌が拒否感を示さなければ、同じ食べ物を繰り返していても飽きることはない。倒れない程度の、最低限の栄養摂取さえできるのなら、そこから先は贅沢の領域なのだから。

とはいえ、明日の土曜日には別件で外出を予定していて、ヒョロヒョロの肉体では体力が足りるか不安ではあった。
買い出しついでに、普段は食べないと栄養満点の割引弁当的なものを買おうと思っていたわけだから、その機会を逸してしまったのは若干の痛手と言えないこともない。
そもそも今日は睡眠のタイミングが狂ったことなどが影響して、摂取カロリーが合計800kcal前後だと思われる。最低限すら満たせていないから、流石に数字だけを見ると危機感を覚えざるを得ない。
まぁ主観的には、食べていないにもかかわらず余裕があるので、まったく奇妙なものだが。

 

本当は食べたほうが好ましいのだろうが、明日は予定がある。夜中はしっかり眠らなければならない。
胃に何か入れると数時間は横になれないものだから、もう今晩は食事を差し挟む余地なんてないのだ。
そこそこ早起きを心がけて、そこそこ朝食を摂ることにしよう。

明日の用事終了後、帰り道にスーパーへ寄れば外出回数を減らしたことになるし、逆に効率的になったと言えないこともない。