K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

腹が終わる

季節の変わり目というのは、こんなものだろうか。連日のネガティブな日記になってしまうけれど、書かずにはいられないくらいの事態だったので、現状を記録しておきたい。
まぁ大した話ではないのだが、久しぶりに本格的な腹痛に見舞われた。今年に入ってからで言えば一番きついのは確実で、過去数年を遡ってみても五本の指には入るレベルで苦しいものだった。

 

だった……と言うには、やや早すぎるかもしれない。まだ腹の具合は落ち着いておらず、これを書いている今でも、ちょっとバランスが崩れたらトイレに駆け込むことになる気配が下腹部に漂っている。
一度で全部が出てしまえば楽になるというのに、厄介なのは一定時間を置いて断続的に急襲される点だ。腹痛のタイプにもよるが、たとえば前日や前々日に食べたものが消化不良となって腸を刺激するパターンであれば短時間の勝負になりやすいのだが、今回のは違う。直前の食事が胃腸に負担を及ぼし、それが胃腸以下、全体に影響して消化活動を放棄した結果、消化途中だった内容物が次々と直腸に押し寄せてきている……そんなイメージだろう。

何か変なものを食べたかというと、そうでもない。特別に変わったものではなく、むしろ先週や先々週にも口にしている慣れ親しんだ食事であり、急に身体が食材に対してアレルギー反応を示すようになったというわけでないのなら、食べたものに問題があったというよりも、何かしらの原因によって身体が食事に耐えられないほど弱っていたと考えるのが自然だ。
何かしらの原因……それはつまり、ここ数日の寒さであったり、運動不足による体力や筋力の低下であったり、昨日や一昨日の日記で示唆していた心身の不具合と近しいところにあるはずだ。
寒さで自律神経が乱れて、消化が上手く進んでいなかったのかもしれない。普段から食事の頻度が減っているせいで、いざ食べた際に胃が受けるダメージが非常に大きくなっていて、今回たまたま胃腸が崩壊する閾値を超えてしまったのかもしれない。
意識しないと食べる機会が減少してしまい健康面が危ぶまれるから、頑張って食べるよう努めよう……なんて心がけ始めた途端にこれだから、本質的に食事という行為と私という生命体の相性は悪いようだ。

 

ちょっと腹が痛い、くらいの出来事なら毎週のように発生するから気にしないのだけれど、今夜のそれは過度に呼吸が乱れ、意識を正常に保っているのにも労力を要するくらいに程度が凄まじかったから、流石に日記を書くにあたって無視することができなかった。
というより、現在も腹の中が不安定すぎて気分はとても悪い。幸いにも吐き気はないが、立ち上がるだけで再び腹痛に襲われるのではないかという不安が強く、椅子にもたれて深呼吸するくらいしか現状を維持する術がないから困ったものだ。

こんな目に遭うなら、食べずに早く布団に向かって眠るべきだった。
体質的な問題なのか、朝食でこのような事態に陥る可能性は低く、たいてい調子を崩すのはその日の二食目以降なのだ。やはり一日一食が正解なのだろうか。
とりあえず今夜にできることは少なそうなので、さっさと寝るとしよう。一眠りすれば体調も元に戻るはずだ。