K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

新たな生活リズムの所感

毎週、趣味である競馬のためとはいえ土日に限って生活リズムを動かす習慣が続いていたけれど、流石に身体的な負担が少なからずあって体調を崩しやすいため、可能であれば平日との一貫性を持たせたいと考えた。
そもそもの基本形が昼夜逆転なので、活動時間帯の半分が深夜である事実に変わりはない。ただ、たった数時間の違いでも随分と具合が良くなったように思う。

 

まず前提として、住宅環境の問題と、自身の音に対して敏感な体質を理解しておかなければならない。
これはもう、私の物件選びへの知見が乏しかったがゆえの失敗だ。具体的に言うと、壁が薄すぎて、意識して抑えなければあらゆる生活音が隣に筒抜けという状況が生まれている。
外出や帰宅の物音はもちろんのこと、ドアの開閉音や、室内を移動する際に踵が床に当たる衝撃音、声は部屋中に反響し、スマホのアラームなども防ぎようがないくらい壁から直に伝わってくる。
それを知っているから、私は意識的に全行動の音を極限まで減少させるよう努めている。しかしながら、鈍感な隣人がそんな配慮をすることはないため、ちょっとした隣からの生活音が私の神経を逆撫ですることも珍しくない。
そして、必ずしも隣人が夜に眠り朝に起きるという一般的なパターンで生活するわけではない以上、音によって私の眠りが妨害されるというリスクを常に抱える羽目になっているのだ。
そのリスクを最も減らすことのできる、すなわち熟睡できる可能性が最も高い生活リズムが、まさしく昼夜逆転だった。

競馬のメインレースに活動時間を合わせるという意味では、15時台には必ず起きていなければならない。
しかしながら少し前までの私は、正午に眠り始めて夕方過ぎに目を覚ますというパターンを好んでいた。これは、その時間帯が最も静寂な環境であることが多いという経験則から導き出されたものであり、実際に夜中の睡眠を試みていた時期よりも明らかに、睡眠に関する悩みを減らすことができていた。
ただ、それでは競馬とミスマッチだ。リアルタイムでレースを楽しむことができない。
そこで考えたのは、夕方を過ぎてから布団に入るというものだった。要するに、これまでのパターンを少しだけ後ろ倒しにして、レースを見終えてから横になるというものだ。
当然、起きる時間は遅くなる。先週くらいから毎日、16時半から18時くらいの間に寝て、おおよそ24時前後に起きる生活を続けることになっている。

今のところ体調は良好で、特に致命的な問題点は感じない。たとえば、スーパーに行きたい日は午前中に済ませることができるし、本質的に夜型と思われる自身の肉体を最も元気な状態で深夜から早朝にぶつけられるから、とりわけ集中したい作業の効率も上がるというものだ。
唯一の欠点は、いわゆるゴールデンタイムに気持ちよく眠っていることだろう。テレビは見ないからどうでもいいのだが、YouTubeで興味のある配信が行われる日は、寝過ごしてアーカイブを視聴するか、眠気に耐えながら見る必要が出てくる。
それから、この日記を書き上げる時刻も22時には間に合わず、朝方になりがちな点もデメリットではあるだろう。
まぁ日記に関しては、日付が変わった翌日に前日分を書くのではなく、夕方までに当日分を書くようにすればいいのではないかとも思うのだけれど、書くネタが難しくなりそうなので内容次第なところはある。