K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

寒暖差による不具合

春と秋に特有の、極端なまでの昼夜の寒暖差に身体が適応できていない。
とりわけ春は、夏に向けて徐々に気温が上昇傾向にあるため、日中は冷房を動かしたくなるくらい暑くなることがある。
風が通るように窓を開けて換気すれば話は変わってくると思うのだけれど、諸事情により窓は閉めきり、さらにPCを稼働させっぱなしゆえに、どうしても部屋に熱が篭ってしまって仕方ない。

 

私は暑さに強いほうだから、この程度では我慢できないことはない。とはいえ服装はなるべく軽くしておく必要があるし、水分摂取量は数日前から倍増している。
それなのに、太陽が沈んでからは驚くほど気温が下がっていくのだ。壁の薄い住宅は、とにかく外気温の影響を受けやすい。寒い季節にはトコトン冷え込むし、逆もまた然り……半日前には半袖でも汗ばむくらいだったというのに、夜中になると若干の寒さを感じてしまって、この時季の正解がわからない。
いったい、どんな格好をしていれば身体への負担が減るのだろうか。

 

とある都合により、今日は夕方付近に眠らず起きているのだけれど、実のところ正午くらいから気怠さを感じ始めている。
状況が異なる別の日であれば、とっくにベットの上に横たわって、翌朝まで惰眠を貪っていた可能性が高いだろう。
起きていなければならない事情については書くつもりがないけれど、早々に調子が下向きになった理由については、極めてシンプルに説明できる。
外に出たからだ。より詳しく言うと、定期的なスーパーへの買い出しに他ならない。
定期的な作業だから慣れているだろうし、だから想定外に具合が悪くなることなんてない……そんな風に考えられないこともないのだが、残念ながら今日は些か外の様子が違っていたのだ。
風が強かった。それはもう、体重の軽すぎる私が真っ直ぐに歩くことができず、道の端まで流されてしまうくらいには強烈な風が吹いていた。
風が強いということは当然、見えない大量の塵埃が目を刺激する。もうスギ花粉のシーズンは終わっているのかもしれないけれど、自宅とスーパーを往復する間に私の目はイレギュラーな刺激を受けてしまった。
こうなってしまうと、いったん眠らなければ回復は難しい。寝るわけにはいかないのに、身体は睡眠を欲している。
眠気に抗うのはエネルギーを要するらしい。ただでさえ暑かったり寒かったりする面倒な季節なのに、意識をハッキリさせておくのが困難な状況を招いてしまって、たった1時間にも満たない外出機会に何もかもを奪われた気分だ。

なぜか免疫力は高いほうらしく、滅多に風邪を引かないため、このままだと風邪を引きそうだという印象を語ることしかできないだろう。
こんなにも体調が悪い気がしているのに、ステータスが明確な状態異常になることはないのだ。生涯を共にする我が肉体については、いまだ解明できない謎が多くて困ってしまう。