K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230813)

YouTubeにて、普段から頻繁に見ているチャンネルばかりでは興味の幅が狭くなってしまうと思い、ホーム画面に表示されている知らない人の動画を開くことがたまにあるのだが、その動画を継続して見るかブラウザバックするか、はたまた他の動画まで見にいくかどうかの判断は、わりと早い段階で行われることに気づいた。動画の中身が大事なのは当然だが、どちらかと言えば直感的に決めている。要素として鍵となるのは、声質だ。
聴いていて心地好いか不愉快になるか、人それぞれ好みはあるだろう。ただ、大衆受けがいい声質というのは存在すると思う。訓練によって一定の声色を作ることはできても、たとえばリラックスしている時の自然に出てくる声の質というのは基本的に変えられるものではないから、やはり生まれつきの声帯というのは重要なのだ。
私は、おそらく残念ながら通りの良い声を持ち合わせてはいないため、聴いている人間を惹きつける彼や彼女らの発声に対して羨ましく感じることがあるのだが、もし恵まれた声質を手に入れていたら、多少は生きやすくなったのではないかと思う。ただ外で他人と何気ないコミュニケーションを取る際にも、きっと声の良し悪しが大きく印象を左右するのだろうから。