K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230816)

気づけば前回の買い出しから二週間が経とうとしている。自転車や自動車などが使える環境ではなく自力で持ち帰らなければならない都合上、一度に買い込める量には限度があり、それで生きていけるギリギリのラインが二週間程度だから……つまり明日か、遅くとも明後日には外出しなければならない。
幸いにも台風は過ぎたようで、しばらく晴れが続きそうなのは助かるが、まだまだ夏は真っ盛りだから日中は暑い。どうしたって、外に出たら体力を持っていかれるだろう。
思うに、体力の消耗には相対的なものと絶対的なものの二種類がある。前者は身体の大きさに比例する単純なエネルギーの話で、小さな子供は元気よく駆け回れるが、成長して大きくなるとそんな気力が出にくくなるという、ありがちな現象の原因なのではないかと考える。後者は特定の状況下で外部から奪われる体力とでも言えばいいだろうか、夏の暑さのように自身の行動だけで消耗するものではなく、外からダメージを受けて削られていくイメージで、これは肉体が丈夫なほど長持ちしやすいと思う。
まぁ私に関して言えば、身体の強度が年齢相応の水準に満たないため、何をするにしてもアクティブでいられる時間が世間の平均を大きく下回ることになるから生きづらい。とりわけ、消耗の大きい外出という行為には苦手意識が強いのだ。気が滅入る。