K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20230828)

大した話ではないのだが、疲れているのかなんなのか、信じられないようなミスを犯してしまって寝起きから気分が最悪になった。
起床後というのは私にとって数少ない、ほぼ確定的に食事を摂れるタイミングなのだけれど、その準備中にうっかり手が滑ってしまったのだ。滑った、というよりは手元が狂ったというほうが近しい表現かもしれないけれど、とにかく用意していた食事をシンクへと落下させるという失態に、その一日を頑張ろうというモチベーションが一気に失われる。まぁ別に毎日、頑張ろうなんて思いながら生きているわけではないのだから、多少の失敗をしたところでパフォーマンスには影響がないというのが現実ではあるものの、そうではなくてこれは単純に気分の問題だ。
基本的に起床した直後というのは、まだ一切の刺激に触れていないため気持ちがフラットなわけで、かつ敏感でもある。朝から素敵な出来事に出会えることなんて稀なので、なるべく自らの気分を損ねないように、現状維持のまま過ごしていくのが好ましいと思うのだが……そんな折に想定外のアクシデントに直面してしまった際には、それはもう心労の程度が凄まじいのだ。
日常的な掃除を怠っているから、決して清潔とは言えないシンクに触れた食べ物の始末には、非常に悩ましさを覚える。もし私が潔癖症なら、問答無用でゴミにするところかもしれない。だが、本質的にそれとは真逆の性格ゆえ、固形物であれば表面を削ったり洗ったり加熱したりすることで、食べられる状態に持っていく。腹を下したら、運が悪かったと思うしかない。そうでなければラッキーだ。はたして、この汚い運試しの結果は、どう出るだろうか。