K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231105)

腹の調子だとか頭痛の有無だとか、そうした些細な不具合は運試しのようなもので、別に明確な原因など存在はせず、毎日ランダムに発生するものだと思っている。いわゆる「調子」を決定するのは、個人的なレベルで言えば、起床時に倦怠感があるかどうかと、覚醒状態をどれだけ維持できるかという点に尽きると言っていいだろう。
好調な日は目を覚ましてから起き上がれるまでが短く、そして半日が過ぎても強い眠気に苛まれるということがない。不調だと逆に、目覚めているのにしばらく横たわったままだし、せっかく身体を奮い立たせても数時間のうちに再び眠りたくなる。
昨日から今日にかけて帰省をしたため、普段とは生活リズムが少し変わったところがあったのだけれど、最近の私には信じられないくらい調子が良好だった。むしろ寝不足気味であったはずなのに、不思議な話だ。
やはり、食事なのだろうか。たった二日間ではあるけれど、ありがたいことに親が用意してくれる食べ物というのは、日頃の水準とは比較にならないほどのクオリティではあった。栄養価が違う。もちろん、長年の慣れた味や調理方法であるがゆえに、非常に食べやすく、貧弱な私の胃も大きな負担を感じることがない。
すぐに己の血肉となって体力が増えるわけではないにせよ、とにかく栄養面において欠乏することのない食事を連続して摂れたということに意味があるような気がした。また、明日からは自身でやりくりする必要があるため、すぐに元通りかもしれないが、あまりにも体調面の差が露骨であれば、いよいよ優先的に取り組むべきは食事改革ということになりそうだ。
かれこれ数年、月の食費を平均1万円未満に抑えているわけだが、これまでの経験から、もう少しコストを割いてもいいのかもしれない。