K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231226)

これまで人付き合いの少ない人生を歩んできて、さらに過去の人間関係において約束を破られるという事態が少なからず生じている経験から、基本的に他人を信用するということができなくなっている私なのだが……先日より新しく発生している「未来」に向けた某コミュニケーションにおいて、やはり信じることの難しさに直面している。
深い思考に陥らず、表面的な言葉に従って愚直に動けるタイプだったら苦労はしないのだろうが、どうしても私は相手の言葉や表現を、裏側の事情まで踏み込んだ推測を伴って複雑に理解しようとしてしまうらしい。すなわち、なんらかの説明や提案を受けても、二つ返事で明快な回答に至ることができないのだ。
結局のところ、経験則を重視するなら私の対応が必ずしも間違っているわけではなく、想定外のアクシデントに巻き込まれるリスクを事前に回避しているという意味では、己のペースを乱されることを極端に嫌う自身の本質に合ったスタンスであると言えるだろう。一方で、慎重になりすぎるあまりに、せっかくのチャンスを逃してしまっているかもしれない……あくまで可能性のレベルではあるものの、潜在的な機会損失について考えていくと気分が悪くなって仕方ない。
ともあれ直近の出来事としては、何かしらが始動するかという境界線上にあった話がネガティブな方向に動いてしまったような気がして、とても残念な気持ちに浸っている。これまでも実現と非実現の狭間を往復するようなイメージではあったけれど、長い音信不通の末にようやく見えた光明が再び立ち消えそうになっている状態は、私が心から望んだものではない。問題の大半は相手方にあるとはいえ、行動力に乏しい私にも原因の一端があるのではないかと思わざるを得ないのだ。
あまり、しつこく問いかけても印象を悪くするだけだろうし、明確な見通しが立たない中で今後の具体的なスケジュールを要求することもできない。また、終わりの見えない待機期間に突入してしまうのだろうか。年内に進捗があれば幸運、くらいに思っておくとしよう。