K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20240103)

尻が痛くて仕方ない。通常、過ごしている自宅には、そこそこ高めの椅子があるため座っていてストレスを感じることが少ないのだけれど、そのような私の身体に適した家具は実家に置いておらず、必然的にQOLは下がってしまう。何度も書いているように、抜きん出て優れているのは食事面くらいだろう。
年末に帰省してから多少の違和感を覚えながら数日、少しずつ蓄積されていた見えない疲労感のようなものが、ついに顕在化してしまったらしい。今日は長時間、座っていることができなくなった。おかげで昼から夕方にかけては大して眠くもないのに昼寝せざるを得ず、きっと今夜は徹夜することになるか、あるいは熟睡に至らない中途半端な眠りを経て、不調を抱えたまま明日を迎えることになるに違いない。
尻が痛くなる原因は、椅子の材質や形状が人間工学的な観点で最適ではないからであり、ここに留まる限りは受け入れなければならない要素でもある。わざわざ年間数日しか滞在しない限定的な機会のために、より高価な家財の導入を要求するのも話が違う……というよりも、そもそも家を出る前には普通に使ってきた椅子なのだ。当時はリラックスできる自室に引きこもっている時間が長かったから、今回のケースと厳密に比較することはできないかもしれないが、私の肉体にも変化があった可能性は否定できない。いや、考えるまでもないことで、痩せすぎているのだ。
痩せていて何が困るかというと、疲れやすいとか寒さに弱いとか、デメリットを挙げていくと枚挙に暇がないわけだが、その中でも代表的な特徴のひとつとして、全身が骨張ってしまうという問題がある。筋肉も脂肪も、おそらく一般人が想像するよりも遥かに薄っぺらく、まさに骨と皮の合成体のような身体と言えるわけだ。とりわけ、尻肉の少なさは昔から悩みの種ではあって、たとえば学校でお馴染みの体育館における集会時などには、いつも硬い床と骨盤に挟まれる尻の痛みに耐えなければならなかった。現在は人生において最も痩せていると言っても過言ではない危機的状況のため、尻に対する負荷は学生時代よりも大きいものと思われる。要するに、この年末年始の数日間で臀部の組織が破壊されてしまい、尻が悲鳴を上げているというのが今回の要旨となる。大変だ。
実家の椅子に座っていても苦痛を感じない程度には肉を付けたい、というのは望みすぎだろうか。実際どれくらい増量すれば楽になるのか見当もつかないが、あらためて今年の目標は、まず資本となる肉体を立て直すところから頑張りたいと思う。