K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

光明が差す

昨日に引き続き、その日の日記というよりは「昨日の話」になってしまうが、活動時間と更新タイミングの都合で仕方ないところがある。明日からは平常通り、特に何もない一日から無理やり文字列を抽出する日々に戻るだろう。
さて、昨日は久々に電車を乗り継ぐレベルの遠出をした。とはいえ普通の会社員が通勤する程度の労力ではあるから、帰宅後に疲労感で一杯になっていたのを思い返すと、随分と体力が落ちたものだと思う。

 

出不精かつ生活リズム崩壊気味の私が、わざわざ早起きして出かけるのだ。実際に何をしてきたのかは置いておいて、予定の段階では、それなりに重要な用事だったということになる。
一日が経過してから考えるに、半分は予想通りで、四分の一は期待未満、残りの四分の一は予想を遥かに超える雰囲気を感じ取ることができた気がするのだ。
先に述べておくと、これは不定期に漏らしている某案件に対する愚痴の、続編的な内容となる。

実際問題、昨日の具体的な内容については、こんなところに公開してしまうわけにはいかないので、非常にふわっとした抽象的なイメージを記録するだけに留めることになるが、端的に表現するならば、近い将来において私が携わることになる出来事への軽い準備のようなものだった。
前半はとある場所で実験的な未知の体験をして、後半は重要人物との愉快な会談……というよりは大半が雑談だったけれど、これまでの取り組みと今後についての大まかな展開に関する説明といったところが中心となった。
世の中の情勢が不規則に変化しがちな昨今、なかなか予想不可能で曖昧なところはあったけれど、体制をスタートできる時期のレンジとしては、早ければ年末までに、遅ければ年明け数か月以内に、という具合で相変わらず待たされることに変わりはないものの、どれだけ遅延しても案件自体が取り消しになることないという言葉を貰うことができた。
これは、ひとまず安心材料と言っていいだろう。

ここで、あえて懸念点を挙げるとしたら、プロジェクトの始動に伴って私の時間がどれくらい奪われるかどうか、という部分になる。
奪われるという言い方は、ちょっと適切ではないかもしれないが、私には私の個人的な目標があって、一定期間に発揮できるエネルギーの半分以上が持っていかれるとなると、よりモチベーションを上げて効率的に時間を使う手段を確保しなければならないから、のんびりしていられないのだ。
まぁ現状は甘えに甘えて当初の単一目標すら進捗が覚束ない有り様ではあるから、むしろ多少の忙しさは心理的な転機として受け入れるべきかもしれない。
時間の調整方法については、事前に詳しく計画するよりも、忙しさに身体が慣れるとともに身につけていけばいいだろうし、過去に多忙だった時期も基本ぶっつけで回せていたから、器用な私なら大丈夫だろうという謎の自信がある。

結局、期待の最大値である「数日以内のスタート」というわけにはいかなかったけれど、曖昧になっていた半年以上の不安が解消されたのは大きな進歩と言っていい。
だから何かが変わるというわけではなく、また当分は連絡を待つのみではあるのだが……上に書いた「確約」があるのとないのでは、日常の安心感がまったく異なる。

 

ところで、昨晩はあまりの疲労によって日付が変わる前に就寝することになったのだが、今日は完全に覚醒したのが正午を過ぎてからだった。
しかし不思議なことに深夜の間は熟睡できなかったようで、日の出から間もない時間帯に目覚めた記憶はあるのだけれど、起ききれずに二度寝をしてしまったのだ。どちらかと言えば、本格的な睡眠は明るくなり始めてからで、上手く眠れない夜中の時間は睡眠導入のための準備だった感すらある。
やはりと言うべきか、私は夜型の人間であって、一般的な時間感覚に合わせて生きようとすると、途端に無理が生じるらしい。

様々な要請で仕方なく社会に合わせていた時代には、相当なストレスを感じていたに違いない。
あの頃に頻発していた目蓋の痙攣や寝汗といった不具合は、最近まったく発生していない。