K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231102)

腸内環境が壊れてから一日、しっかり眠った上で18時間ほど胃を休めた結果、ひとまず下痢は治ったらしい。文字通り空っぽに近い状態になったことで、すっかり毒素も抜けてリセット……しかしながら、調子に乗って食事を増やせば再び崩壊するのが私の身体なので、体重低下の懸念はあるものの、あと数日は様子を見たほうがいいだろう。
そうそう、寝起きに体重を計測してみたところ、また減ってしまっていた。まともに消化吸収しないまま中身を出しきった上で、食事間隔を空けまくっているのだから当然といえば当然なのだが、特筆すべき点がある。なんと、過去最低体重を更新してしまったのだ。
体重計を購入したのが2021年だったから、それ以降の判定にはなるものの、こんな数字、記憶の奥底に眠る成長期にしか見たことがない。もともと異常という話は置いておいて、流石の私も驚いてしまった。ひとつの壁を突破してしまった感覚さえある。
どこを基準にすべきか悩むけれど、直近の数か月間における感覚的な平均と比べると、およそ2.5%の減少が見られた。もちろん、ちょっとした食習慣で1kg程度は前後するため、意識すれば元に戻すのは容易い。この極めて病的な数字を新たな基準にしてしまわないようにだけ注意すれば、単なる下振れと解釈するだけで終わる。
いや、それにしても、体重を増やそうという試みが失敗しただけでなく、逆効果とも言える結果が返ってくるなんて皮肉にも程がある。この世の理というやつは、私に正常な肉体を与えてはくれないのだろうか。もはや、点滴を併用しつつ、一定の時間が経過したら強制的に食事を摂らされるような状況にでもならない限り、事態の改善は見込めないのではないかと思ってしまう。
念のため書いておくが、食べようと思えば食べられるし、拒食症というわけではないのだ。ただ、食べることを面倒に思う気持ちが常にあり、さらに体力がなさすぎて用意する気力が湧かず、食欲が睡眠欲に勝てないことが多いだけであって……いやはや冷静に考えてみると、これは健常者から見れば十分なレベルで摂食障害に陥っているのではないだろうか。そうではないと思っていたが、違っていたかもしれない。
まぁ今さらの話なので、できる範囲で意識改革するしかない。今月の目標は、毎日規則的に一定量以上は必ず摂取すること、としよう。