K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231103)

自らのバイオリズムに自覚的な人間がどれほど存在しているのか知らないが、少なくとも私はほとんど理解できていない。たとえば睡眠から目覚めて、その日を好調と言える状態で過ごせるかどうかは当日になってみなければわからない。もちろん睡眠の時間や質によって左右する部分はあるものの、しっかり寝ることを前提にした上で、どれだけコンディションが整うかという話になると、それはもう運に等しい。アスリートなら可能なのかもしれないが、私の場合、事前に操作することは叶わないと言っていいだろう。
連日、体調不良に関する文章を書いてきたが、今日は体調そのものというよりは、頭の働きや、身体が思い通りに動くかという具体的な動作のパフォーマンスに焦点を当てている。まぁわざわざ取り上げるということはすなわち、何かしら非日常に近い出来事が発生したということでもあるのだが、残念ながら好調ではなく、著しい下振れを引いたことに対する嘆きに近い。
疲れているのだろうか。いや、それほど活動的ではないのだから、客観的に評価するならそんなはずがない。しかしながら、体力の最大値が少なすぎるあまり、普通に生きているだけで常人の数倍は疲労が溜まりやすい極めてネガティブな性質を考慮すると、やはり疲れているという風に捉えるべきだろうか。
とにかく、やることなすこと、全部が上手くいかなかった。普段は無意識に実行できている些細な行動すら、妙に引っかかって失敗する。具体例を挙げると、ちょっとした食事の用意をしていた時のミスなのだが、手元が狂って皿ごとシンクに落下させるというアクシデントが起こってしまった。ただでさえ面倒な気持ちが強いというのに、どうにか食事に向き合おうとしている最中に絶望的な失態を演じてしまうと、もう様々なモチベーションが消え失せてしまうではないか。服まで汚れて、さらに洗い流そうとしたら水道水の勢いを制御できず周辺を水浸しにしてしまうし、踏んだり蹴ったりというやつだ。
こういう、何事もダメな日は下手に動くよりも寝ていたほうがいいのかもしれない。一応わ手先は器用だったはずなのだが、このままでは自身を信じられなくなってしまう。