K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

生存記録(20231211)

最近、YouTubeを眺めていると縦型で配信している人をよく見かけるのだが、個人的には何が良いのか理解できない。私が基本的にPCブラウザでしかYouTubeを開かないものだから、単純に表示領域が小さくなっただけで、メリットが一切ないのだ。スマートフォンがメインの人は違うのかもしれないけれど、それにしても別に、わざわざ縦型を選ぶ意味があるのだろうか。現状は新しい機能ということで話題になっているだけであって、これがメインになることはないだろう……というのは半分が願望ではあるものの、縦画面のコンテンツはショート動画で十分という気がするのだ。
まぁTikTokやインスタライブの真似をしたところで、それはYouTubeに求められている機能ではないだろうし、軽く調べた感じでは視聴者だけでなく、一部の配信者も使い勝手の悪さを自覚しているように見える。目新しさゆえか人が集まりやすいという側面もあるようだが、画面の情報量が減るという欠点は腰を据えた長時間の配信とは相性が悪い。
それにしても、あまりにもスマホを使わなすぎて浦島太郎になりそうな点は、また別の個人的な問題として捉えなければならないかもしれない。生活の大部分が在宅時間であり、一昔前のミドルスペックくらいのゲーミングPCを所有しているために、あらゆるデジタル作業やインターネット閲覧などは、スマホに頼る必要がない。スマホを手に取るのは、必然的にPCの前から離れるタイミングということになるが、たとえばXや匿名掲示板を覗く程度であれば大した機能も不要であるため、一向に買い替えるモチベーションが生まれないのだ。
確か2017年下半期に出たモデルなので、流石に最新の機種と比べたら主にCPUの能力が雲泥の差であり、正直ゲームもまともに動かないレベルではある。もっとも、私は現在まで続けているスマホゲームを主にPC環境でプレイしているため、睡眠前後のちょっとしたログインにスマホを使うことがあるくらいのもので、スペック面で困ったことはほとんどない。
とはいえ、近々アプリ自体のサポートが端末単位で終了してしまう可能性があるし、そうでなくとも既に時代遅れのAndroid9が様々なサービスから弾かれてしまって、私のスマホがただの光る板になるリスクもある。物持ちが良すぎるのも、案外ダメなのかもしれない。しかし安い買い物ではないから慎重に検討したいところだし、故障で動かなくなる以外だと、まだまだ現行端末を使い続けることになりそうだ。