K's Graffiti

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生存記録(20240531)

五月も終わりということで、徐々に湿度の上昇つまり梅雨の到来を感じる気候になってきたわけだけれど、雨が増えたからといって特に何かが変わるわけではない。季節や天候に関わらず、ほとんど外出などしないのだから当たり前の話だが……ただ競馬について言えば、雨という要素は予想や結果に大きな影響を及ぼす。週末の安田記念は、どうやらパンパンの良馬場ではなく多かれ少なかれ渋りそうなので、例年とは違った傾向になるのではないかと今のところは考えている。
久々の外国馬の参戦で注目が集まっているレースではあるけれど、日本馬に目を向けると確かに絶対的と言えそうな馬が不在なこともあって、人気が偏るのも無理はない。正直、どの馬に本命を打つのかは直前になっても決まらない気がしていて、今回も予想と言いつつ都合の良い妄想を書くだけになりそうだ。
日本馬の中で最有力なのは、やはりソウルラッシュだろう。マイルでの実績は十分だし、過去に安田記念では結果が出ていないものの、ある程度パワーが要求される時計のかかる馬場となれば話は別だ。状況も後押ししている。もし馬券を買うとしたら、軸はこの馬になる。どうにもGⅠで頭を取りきれるイメージは湧かないので、2,3着でも不思議はないけれど。
同じく実力馬のセリフォスは展開次第で普通に勝ちそうなものだけれど、稍重以上のパフォーマンスについては疑いがある。そもそも休み明けだった前走以外は良馬場での実績しかないので、道悪を予想する材料は特にないのだが……個人的には△という印象だ。
逃げがハマればウインカーネリアン、ペースと馬場がハマればジオグリフ、地力の高さでナミュール、あとはロマンチックウォリアーを添えるだけといった形が無難かもしれない。穴としては道悪適性のステラヴェローチェや、復活の兆しがあるダノンスコーピオンも気になるところではある。しかし、どんな馬場や展開になったとしても他に3頭以上は前にいるのではないかと思ってしまうので、紐までの評価にしかならない。
テンションの下がる気候でここ数日は頗る体調も悪く、ダービーが終わったことでモチベーションも落ちてきているため、今年の安田記念はぼんやりと眺めるだけで終わりそうだ。全馬が無事にレースを終えられるなら正直なんでもいい。着順については人気順で決まっても大荒れであっても、素直に受け入れる心の用意がある。宝塚記念までは、しばらくこんな感じになるだろう。