K's Graffiti

文章を書いたり絵を描いたりします。

競馬

阪神JF2022予想

すっかり師走を感じる気候が続く今日この頃、競馬も年末に向けて2歳戦が続いていくということで、いよいよ今年の終わりを意識しなければならなくなってきた。そう、2歳戦だ。まだ能力が十分に判明していない、可能性の塊たち。新たなる化け物の登場に期待し…

福永先生

JRAの調教師免許試験の合格者が発表された。その中には、競馬ファンに馴染みの深い福永祐一の文字があり、ニュースが出て間もなくTwitterのトレンドを埋め尽くす勢いだった。先々月あたりから噂はあったのだ。どうやら試験を受けたらしい……と。もしかしたら…

チャンピオンズカップ2022回顧

ダート王者は連覇ならず、今年のGⅠは相変わらずの荒れ模様といった感じで、今週も残念ながら馬券を当てることはできなかった。いよいよ年末の足音が近づいてくる今日この頃だけれど、そろそろ大きく当てて回収率を回復していきたい……そんな願いを成就させる…

チャンピオンズカップ2022予想

世間はすっかり冬模様、ということで今年の競馬も終盤に差しかかり、いよいよ有馬記念のことを考えなければならない時期に直面している。先週のジャパンカップはメンバー云々と文句が付けられてはいたけれど、いざ終わってみれば非常に面白いレースだった。…

ジャパンカップ2022回顧

毎週のように競馬は当たらないものだと嘆いていた私だけれど、上位人気で決着とはいえ馬券が的中する喜びは、やはり代えがたいものがある。今年のジャパンカップはメンバーレベルこそ疑問符が付いていたように思うが、上位に入着した馬たちの実力は決して低…

ジャパンカップ2022予想

久々に国際招待競走らしく実績のある外国馬が集まったジャパンカップだけれど、一方で日本馬のメンバーレベルは近年の中で最も低いと言えそうな状況であり、レースに対する楽しみという意味では先週のマイルCSや年末の有馬記念と比べると、どうにも一段落ち…

マイルCS2022回顧

基本的に競馬は当たらないものだが、予想の段階では想定不可能な展開で結果が決まってしまうと、どうにもスッキリしない気持ちのまま次週に向かわなければならない。錚々たるメンバーが揃った今年のマイルCSは、着順だけ見れば「知っていた」と言えそうでは…

マイルCS2022予想

秋のマイル頂上決戦が目前に迫っている。昨年は令和の最強マイラーであるグランアレグリアが強烈な末脚を使って連覇を果たし、有終の美を飾って引退という流れが印象的だったけれど、今年は一転して混戦ムードが漂っている。各路線の絶対的な存在が引退して…

エリザベス女王杯2022回顧

こんなの当たるわけない。多くの人が共感できる出来事が毎週のように発生する競馬というイベントは、何かと争いが起こりがちな人間という存在にとって、心をひとつにする数少ない営為と言えるかもしれない。出走表を見た時から何が勝つか見当もつかず、さら…

エリザベス女王杯2022予想

下半期のGⅠも後半に差し掛かり、いよいよ年末を意識しなければならない時期になってきた。今後の最大の楽しみは有馬記念ではあるけれど、馬券的な楽しみとしては今週末のエリザベス女王杯が最も大きいかもしれない。昨年の大荒れレースは鮮明に覚えているし…

天皇賞(秋)2022回顧

心の底から思う。見応え抜群の面白いレースだった。秋の天皇賞というのは毎年それなりのメンツが集う大舞台という印象なのだけれど、今年も期待通りに強い馬の強い走りを見ることができた。たとえ馬券が外れたとしても、なんだか気持ちのいい感覚が残ってい…

天皇賞(秋)2022予想

枠の並びを見て頭に浮かんだのは、いつも通りの困ったなぁという感想と、JRAさん枠順操作なんてしてないですよね……という疑惑だった。確実に逃げるパンサラッサが内枠、そして秋華賞と同じく上位人気馬が真ん中付近に固まってスタートするレースとなれば、馬…

菊花賞2022回顧

一番強い馬が勝つと言われる菊花賞だが、終わってみると確かに強い馬なのだと納得できるのが、競馬の不思議でもあり面白いところでもある。勝ったアスクビクターモアは春のクラシックで上位に好走し、これに先着した馬たちが別路線を選択したのだから、本来…

菊花賞2022予想

ちょうど一年前だった。この日記でGⅠの予想をし始めたのは。競馬に対する熱量は、おそらく当時と今とで大きく変化した感触はない。別に、わざわざ予想を文章化しなくても、週末のレースに向けてはデータを漁り、展開を頭の中で組み立ててから観戦に臨んでい…

秋華賞2022回顧

世代の牝馬最強決定戦……オッズ的には「4強」に見えた今年の秋華賞だが、結果を見ると実質的には「3強」だったようで、直線の圧倒的な抜け出し方には感動すら覚えた。私が強いと信じて疑わなかった馬も、しっかり実力があることを示してくれたし、逆に軽視し…

秋華賞2022予想

牝馬クラシックの最終戦、秋華賞が間近に迫っている。昨年は圧倒的人気のソダシが大敗するなどの波乱はあったけれど、勝ったのは春のクラシックで確かな実力を示してきたアカイトリノムスメだったし、基本的には地力のある馬が順当に勝つことが多いレースだ…

凱旋門賞2022回顧

凄まじいレースだった。これが欧州、これが凱旋門賞、という向こう側への適性が究極まで問われたようなコンディションで、あれを全馬が無事に完走できたということに何よりも安堵した。勝ち負けというレベルではない。果敢に挑戦して、問題なく帰ってくる。…

スプリンターズS2022回顧&凱旋門賞2022予想

秋のGⅠ最初のレースは大波乱にて終了した。人気となった「二強」はどちらも馬券外に飛び、枠やポジションを活かして器用に立ち回った馬が上位に来るという予想泣かせの展開に、先が思いやられる感じではあるけれど……読みに関しては半部くらい当たっていたと…

スプリンターズS2022予想

秋のGⅠがいよいよ開幕する。春と同様に、GⅠレースに関してはできるだけ枠順発表の日に予想記事を書いていくことにしたい。普段から重賞で年間回収率100%超えを目指すゲームは楽しんでいるが、GⅠ限定でリアル馬券の購入も行っているため、より慎重な出走馬…

夏競馬から秋競馬へ

本日の新潟記念をもって、今年の夏競馬が終了した。夏は東京や中山、阪神での開催がなく、大きなレースが行われないため競馬へのモチベーションや向き合い方が春や秋とは異なる期間だと思っているが、重賞自体は小規模でありながらも毎週のように開催される…

宝塚記念2022回顧

楽しかった。面白かった。レース後、心に残った感想はポジティブなものが大半を占め、馬券に関係なく素晴らしい走りを見られたことに感謝したい気持ちが最も大きかった。近走の感じから、流石にタイトルホルダーのことは強い馬だと思っていたのだが、その想…

宝塚記念2022予想

春のGⅠシリーズを締めくくるグランプリ・宝塚記念。その枠順が発表されたので、いつものように予想していきたいと思うが……やはり今回のレースも予想が難しい印象を受ける。圧倒的に飛び抜けた存在がおらず、着順には展開と馬場が大きく作用する。上位オッズ…

PoWS予想

イギリス・アスコット競馬場にて、日本時間で明後日6/15の夜に行われるプリンスオブウェールズステークスについて、予想というほどのものではないけれど、期待している点などを軽く書いておきたい。海外競馬は昨年の秋に凱旋門賞を当てることができたものの…

安田記念2022回顧

サリオスしか見えなかった。いやはや、一週間前の私が見たら驚くような言葉だけれど、一昨日の予想記事を書いて以降、レースが近づくにつれてサリオスを応援したいという気持ちが無性に高まっていったのだ。だから直線を向いて、悪くない手応えで駆ける姿が…

安田記念2022予想

春のGⅠシーズンは終盤を迎えつつある。高松宮記念から始まり、大阪杯を経て、連続開催の府中GⅠを振り返ると、非常に波乱の結果が印象的な春だったように思う。まだ競馬歴が浅いから、こういうことも年によっては普通にあるのかどうか、よくわからないけれ…

POG

競馬ファンにとっての大きな締めくくりと言えば有馬記念になる気がするけれど、別の観点から考えた場合、ちょうど今が新しいシーズンの切り替わり時期なのではないかと思う。先日、世代の頂点を決める日本ダービーが無事に終了した。まだクラシックレースは…

東京優駿2022回顧

すごく良いものを見ることができた。レース後に浮かんだ感想を簡潔に言い表すなら、そうした満足感と感謝が合わさったものだったように思う。世代の頂点を決める大舞台を制したのは、武豊騎手が乗るドウデュースということで、馬券に関係なく、これには思わ…

東京優駿2022予想

いよいよ今週末に迫った日本競馬の最高峰レース、日本ダービー。世代の頂点を目指して、優駿たちがクラシック二冠目を競う大舞台ということで、全競馬ファンから大きな期待が寄せられているのは間違いないだろう。ここまで桜花賞、皐月賞、オークス、それぞ…

優駿牝馬(オークス)2022回顧

そろそろ荒れない競馬が見たくなってきた今日この頃ではあるが、案の定オークスも波乱の結末を迎えることとなった。いや、着順だけを見れば、想定するのが難しかったとは必ずしも言えないかもしれない。何しろ、抜けた存在がいないと思っていたレースだ。見…

優駿牝馬(オークス)2022予想

これまでに開催された今年のGⅠレースでは、枠順発表後に困ることが多かった。狙いたい馬、有力馬がトラックバイアスで不利とされる枠に決定して、はたして本命を変えないままで大丈夫なのだろうか……という葛藤が毎週のように起こったのだ。皐月賞だけは逆に…